ビタミンCを摂ってもニキビや肌荒れが治らない理由

「抗酸化作用のあるビタミンCを摂ればニキビに効く!」

そんなことを聞いたことがある方は非常に多いと思います。しかし、ビタミンCを摂ればニキビが治るということではなく、総合的に私たちの体内でビタミンが欠乏しているためニキビや肌荒れが起きていると考えた方がいいでしょう。

洋食文化が急速に広まり、野菜を皮付きで食べたり、玄米や果物、顎を使う機会が減少しました。その代替として、脂っこい洋食やお菓子、肉、軟らかいものばかりを摂るようになりました。

単純にビタミンが欠乏していることもそうですが、食物繊維や発酵食品から得られる乳酸菌類なども欠乏しているというデータがあります。便秘に伴うニキビも最近ではよく聞かれます。一つの影響によってニキビが起こるということはなく、その対処法としても総合的な対策を取る必要があるのです。

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喫煙とビタミンCの関係~タバコとスキンケアの付き合い方

『タバコを吸うとビタミンCが欠乏する』

ということは、喫煙者であれば誰しもが知っていること。これは、タバコに含まれるタールやニコチンを体内で分解するのにビタミンCが使用されるためです。喫煙者と非喫煙者では、その消費量に大きく差が出てしまうため、ビタミンCの不足に伴う肌トラブルやその他の影響が出やすくなるのです。

肌荒れやニキビはもちろん、肌のハリ・弾力を出すコラーゲンもビタミンCが必要なので、たるみやシワのリスクに晒されてしまいます。しかしその対策として「タバコを止めましょう」というのは簡単なので、ここではどうしたらタバコを吸いながら肌を綺麗に保ちビタミンを補給できるか考察していこうと思います。

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ふかしタバコなら肌荒れしないって本当?ふかすだけなら害はない?

ふかしタバコは肺に煙を入れず、口の中で煙をたしなむものですが、これでも肌荒れやニキビなど肌への影響は伴うのでしょうか。

結論から言うと、肌への害は伴いますが肌荒れやニキビの決定打になるものではありません。

「タバコが肌に悪い」と言われている理由は、肺に含んだニコチンやタールなど不純物の分解にビタミンCが利用されているためです。ただ、肺に含まない「ふかし(肺喫煙)」であれば、ビタミンCも過剰に消費されることなく、純粋にタバコの香りを楽しむことができます。

なおここでは、ふかしタバコによる体(主に肌)への影響を解説しますが、スキンケアにおいてタバコを正当化することを目的としたものではありません。

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思春期ニキビとストレスの関係~中学生・高校生のニキビ・肌荒れ事情

中学生・高校生に多く見られる、いわゆる「思春期ニキビ」は男女問わず男性ホルモンが影響していると言われています。

男性ホルモンは皮脂を分泌する皮脂腺に命令を送る作用があるため、どうしても皮脂の分泌量が多くなってしまいます。自然とオイリー肌傾向になるため、どうしてもニキビや肌荒れといったリスクに晒されやすくなるのです。誰しもが通る道のため親などはあまり心配しないでしょうが、自分(あなた)にとっては死活問題ですよね。

確かに男性ホルモンの異常分泌はこの時期だけの特異なものなので放っておけば治ります。しかし、それが原因ではない、つまり単なる成長の過程で起こる男性ホルモンが原因ではないもので、ニキビや肌荒れができている場合の対策は結構厄介なものとなります。

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10~20代思春期ニキビ・中高生の肌荒れの原因は?

異性を最も意識する思春期の頃、顔にニキビができてしまった日には「絶望」といった感じでした。

あの頃はとりあえず「今」このニキビを取り除きたい気持ちでいっぱいで、指先でプチっと潰してしまいました。当時、今のようなスキンケアの知識が備わっていれば、もっと先を見越した判断ができたのに!と悔やむばかりです。

また「思春期ニキビ」は科学的に存在する皮膚病。ニキビというのは男性ホルモン過多に伴う皮脂の過剰分泌が原因で、男性ホルモンが人生の中で最も活発なのが10代前半~20代前半にかけた「思春期」に発症します。

例えばヨボヨボのおじいちゃんはニキビなんてできません。あれは生殖機能がもう役目を果たしてるから、男性ホルモンの分泌も終わっているため。男性ホルモンに伴い分泌される皮脂腺も機能低下していて皮脂の分泌もない。だからおじいちゃんの肌はカサカサに乾燥しています。

思春期ニキビの正体

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育ち盛りの10代思春期から20代は、男性ホルモンの分泌が人生の中で最も多い時期だと言われています。

男性ホルモンの分泌が皮脂腺へ皮脂の分泌を促すシグナルとなっているため、肌がベタベタとテカりやすく、また思春期ニキビで悩む子が多くなるです。

従って多少の割り切りも必要。かの有名な高須クリニックの院長高須克弥氏もTwitterでこうつぶやいています。

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これはつまり、「思春期ニキビの悩みは時間が解決してくれる」ということです。

思春期ニキビの原因の第一は男性ホルモン(男女問わず)。成長過程にありホルモンバランスが安定しないこの時期は、とにかく耐えることが必要です。その「耐え方」を間違えると、今度は一生消えないニキビ跡になってしまったり、シミやイボができてしまいます。

間違ったニキビのケアとは?

10代~20代の間にできるニキビは、科学的に見ても「致し方ない」というのが正直なところ。ただ、ニキビは医学的にそこまで治療が難しい病気ではありません。ただ「外傷」であることは間違いないため、たかだかニキビだと軽視して自己流にケアしてしまうと、ニキビ跡などの原因となります。

間違ったケア①基礎化粧品に頼りすぎる

10代~20代の子に「ニキビケアの方法を教えてください」と聞くと、5割以上の方が「化粧品を使う」と答えます。

しかしこれは誤りです。なぜなら化粧品は医薬品ではなく、薬理的な効果は一切ないからです。むしろ、ニキビにとって天敵である質の悪い油分を含んだものが多いため逆効果になることがほとんど。特に乳液やクリームを使うスキンケアはしないでください。

乳液やクリームの目的は「油分の補給」です。不安になると何でもかんでもつければいいと思ってしまいますが、これこそがニキビを悪化させる原因となります。

間違ったケア②:ニキビを潰してしまう

先程の質問の残りの回答で多かったのが「ニキビを潰す」というもの。

病院に行かずにニキビを治す方法」でもまとめていますが、ニキビを潰すことは実は絶対にダメな方法ではありません。実際に、皮膚科にニキビを診てもらうと、大体ブチッと潰されて、簡単な軟膏薬を渡されて終了なので。

しかしニキビには潰していいものと、潰してはいけないものがあり、また不衛生な環境や素手で潰してしまうと、9割9部雑菌が混入し、ニキビ跡になります。

ニキビは処方が簡単な故に、自己流で潰してしまいがちですが、潰すなら清潔な状態で、潰した後も雑菌が入らないように絆創膏を貼っておくなどのアフターケアが必要です。また面倒でも皮膚科で治療してもらうのが一番です。

基礎化粧品とは「予防」を目的にしたものであることを忘れずに

「ニキビケア」というのは、「予防」を目的にしたものです。この世に「ニキビを治す」「ニキビ跡を消す」といった魔法の化粧品はありません。

基礎化粧品に多くのことを求めすぎてしまい、勘違いされている方が非常に多いです。

ニキビができる「前」
肌が乾燥する「前」
シミができる「前」
シワが深くなる「前」に使うのが基礎化粧品です。

10代・20代のメンズスキンケアで気をつけること

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 洗顔料は必要最低限でOK
市販の洗顔に含まれている成分は実はとても強力。中学生~高校生については洗顔商品に頼らず、水洗いでも構いません。洗い方はぬるま湯(30~35℃)を手ですくった水に顔を埋めブクブクと息を吐き、ジャグのように水の循環で皮脂を洗い落とします。これで70~80%以上の汚れは落ちます。

強い水勢のシャワーを顔に当てたり、35℃以上のお湯になると、本来肌を守るために存在する必要な皮脂や保湿成分までも落としてしまい、「肌が乾燥している」と体が感知し余分に皮脂が分泌してしまいます。ゴシゴシと顔をコスって洗ってはいけない、というのも同じ理由です。

特に肌の汚れがひどいと感じるときは洗顔料を用いて十分に泡立てた泡で「乗せる」感覚で洗ってください。よく食器洗剤のCMで泡を乗せて滑らせるだけで汚れが落ちているシーンを見かけると思いますが、あのイメージです。

(参考)【正しい洗顔方法】間違いだらけの男の“ゴシゴシ洗顔”を一刀両断

 乳液は必要ない!
すでに説明しましたが、20代前半までの肌はとてもオイリー。これは病気ではなく、世代の性質ですので特に気にする必要はありません。ですから付き合っていくしかないのです。皮脂の分泌は「肌を守る」ために行われていることです。

また乳液は「油分の補給」が目的。油分が足りているのですから補給する必要はありません。無理に使用すれば、肌がテカリ、ニキビや肌荒れの原因になります。

 ニキビは絶対に潰しちゃダメ!
ニキビには白ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・黒ニキビと様々な種類・段階を踏んで成長するものです。

特に白ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態。ですから絶対量として皮脂の分泌が多い思春期はニキビが増えて当然なわけです。皮脂が詰まることのないよう毎日洗顔を行うことは重要です。

赤ニキビは白ニキビの進化系。白ニキビの中でアクネ菌という常在菌が増殖し悪性になったものが赤ニキビです。赤ニキビになってしまった場合、絶対に素手で触って潰してはいけません。「ニキビ跡」というのは赤ニキビを潰した際に残るもので、しっかりとした治療、もしくは塗り薬で完治させないとならないものです。

(参考)男性のニキビ跡を治す・消すための方法とおすすめの化粧水

 脱脂作用のあるビタミンC誘導体配合化粧水が有効
思春期の肌に乳液は必要ありませんが、化粧水・美容液については洗顔後使用すると良いです(絶対必要なわけではありません)。

洗顔後は直ぐに肌の水分の蒸発(乾燥)が行われます。また化粧水についてはビタミンC誘導体が配合されているものを選ぶようにしましょう。ビタミンCには脱脂作用・抗酸化作用があるため皮脂の余剰分泌・ニキビ予防にも役立ちます。

男性のニキビ跡を治す・消すための方法とおすすめの化粧水

ニキビ跡はどうやったら治るんですか?
ニキビ跡が消えるおすすめの男性化粧品を教えてください。

そんな質問を頂くことが多いです。しかし残念ながら化粧品でニキビ跡は消えません。「ニキビ跡が治る・消える」と断言している化粧品や医師も確かにいますが、どの段階のものを「ニキビ跡」と言っているのか不明であり、表現をうやむやにしているようにも見えます。

ここではあなたのニキビ跡、特に男性の固くなって皮膚に同化してしまったようなニキビ跡に関して、具体的な治療方法と手段をまとめていきます。

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男のニキビケア化粧品ランキング~注目すべきは保湿成分

男性用のニキビケア化粧品ランキングを発表する前に、覚えておかなければならないことがあります。それは、

ニキビケアとは、「ニキビを予防すること」だということです。

「ニキビケア」と謳っているコスメやグッズではニキビを「治す」ことはできません。ニキビを「治す」方法はただ一つ、病院に行って軟膏など皮膚を溶かす働きがある治療薬をもらうことです。

ニキビは「嫌気性」という空気から遮断されると菌が増殖する性質を持っているため、化粧品や何かを塗るという行為そのものがニキビを悪化させる原因になってしまうのです。従って、化粧品でニキビを治したいと思っている人は今すぐこのページを閉じ、近所の皮膚科に行って下さい。

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1ヶ月で男性の頑固な肌荒れ・ニキビを改善するスキンケア

肌荒れがいつまでも治らない、繰り返しニキビができるという方は、これから解説する2つのことを実践してみましょう。

肌は常に外気に触れ、また体に取り込んだ食事によって各細胞が作られます。乾燥肌・オイリー・混合肌と、肌質の違いはあれど、肌トラブルの根源となっているのは実は共通なところが多いのです。基本となるスキンケアと、毎日の食生活の改善で肌トラブルを解消していきましょう。

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髭剃りでニキビを剃ってしまった…その後の雑菌混入を防ぐ対処方法

痛っ!!

忙しい毎日の朝にシェービングやカミソリでニキビを削り落としてしまうことは誰しも経験があると思います。しかしそんな時でも落ち着いて対処すればそのニキビは悪化することなく、ニキビ跡にならないよう処理することができます。

恐らくニキビを剃り落してしまった時は、乳液などを上塗りしたり、そのまま放置したり、好き放題に処理していると思いますが、そのやり方で処理するとニキビ跡シミになって色素沈着を起こしてしまいます。

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5月病と急な肌荒れ・ニキビ~対策・予防法をまとめました

2016年のGWは最大10連休だとかなんとか…。休みが取れる人は羨ましい限りです。それが終わるともう7月の海の日まで祝日はありません。

去年は冷夏でしたが、今年は猛暑らしく、7月の祝日や夏休みが待ち遠しくもあり、夏が来ることの嫌気もあり、複雑な気持ちです。

そこに向かってさあ頑張っていこうと思うこのときにのしかかるのが「5月病」。今回は5月病をテーマにスキンケアと絡めながら解説していこうと思います。

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