青ひげの対策を解説する前に、まず結論をお話します。
脱毛以外の方法で「青ひげ」を薄くする・消すことはできません。
「毛」というのは人体を守るための鎧です。それを根から剥ぎ取る作業なので、外科的な対応(脱毛)しか対策はありません。更に、脱毛をもってしても「永久脱毛」は男性の場合不可能です。この事実もしっかり覚えておいて下さい。なぜなら、男性は男性である以上「男性ホルモン」の影響を受けるからです。仮に脱毛を行いツルツルになっても、定期的なメンテナンスは必要です(3ヶ月~半年に1度の照射)
従って、気になっている方も多いと思いますが、抑毛ローション(パイナップルなんとか、ハーブなんとか)は完全に無意味です。私は10年以上化粧品について研究し、実際に髭の脱毛もしていますが、「塗るだけ」で毛が自然に薄くなるという化粧品は存在しません。
「毛が生えてこなくなる化粧品」の開発が不可能というわけではありませんが、この方法や商品が主流になった場合、もっと皮膚トラブルが増えているはずです。実際に抑毛ローションを使って毛が薄くなった・青ひげに悩まなくなったという人を、私は誰一人として知りません。
詳細に入る前に簡単なまとめを用意しました。以下5点を頭に入れながら記事を丁寧に読んでください。
- 脱毛以外の方法で青ひげを薄くする・消すことはできない
- 男性が毛(髭・体毛)の「永久脱毛」をすることはできない
- 脱毛完了後、3ヶ月~半年に一度のメンテナンスが必要
- 抑毛ローションやサプリメントは全く効果なし
- 脱毛方法(光・レーザー・ニードルなど)は脱毛の効果に影響しない(どれでもよい)
推奨エステ・クリニック | 脱毛方法 | 特徴 |
リンクス |
光 | ・私が髭脱毛をしたエステ ・圧倒的に安い ・全国にエステがある ・エステだが医師監修 ・スタッフ全員男性 ・施術スタッフが髭脱毛済み |
湘南美容外科 |
レーザー | ・医師による医療脱毛 ・実績が高い、安心 ・光より痛い ・脱毛の効果の現れは早い |
青ひげ対策に抑毛ローションは無意味
私は髭そのものは顔全体に侵食していないものの、色白で口周りに毛が密集していたため、どんなに剃ってもポツポツと毛穴が目立ち、処理不足な青ひげのように見えてしまうことがコンプレックスでした。
そこで自分で化粧品や脱毛に関する知識を蓄え、結果的に「髭脱毛」という選択をし脱毛エステに通うようになりました。恐らく多くの方は「できれば脱毛まではしたくない」と感じている方が多いと思います。
しかし、髭の悩みは抑毛ローションや小手先の化粧品、サプリメントでは解決できません。青ひげを消す・薄くするためには脱毛しかないという真実をまず押さえてほしいと思います。
他の情報サイトで青ひげの対策方法を見ると「髭をしっかり剃る」「シェービング方法が悪い」などと書かれていますが、いやいやそういうことではないから、と笑ってしまいます。青ひげを知らない、想像で書かれた情報でしょう。
さらに「除毛クリーム」が青ひげ対策だと謳う頭の弱そうな方も見かけます。顔とは皮膚構造上、粘膜に次いで弱い仕組みです。そこに超強烈な除毛クリームを使えば、それこそ一生悩むことになりかねない皮膚トラブルや、赤み、外傷を引き起こすことでしょう。
そして、脱毛は「ツルツルにする」という方法以外にも、「全体を薄くする」「間引きする」「人並みにする」など方法がいくつかあります。脱毛を選択してしまったらもう後戻りできないということもありません。既に解説したように、男性は男性ホルモンの影響を受ける限り髭は生えてきますから、良い意味でも悪い意味でも「永久脱毛」になってしまうことは無いのです。
参考までに、光脱毛ですと価格にして5万円~30万円程度(濃さが特定できないためかなり開きがあります)。ちなみに私はリンクスにて8万円で脱毛を完了させ、半年に1度だけ気になってきたら予約を取って通っています(1回800円~2000円)。今では美容院に行く感覚です。
脱毛を何か大きなハードルであると思っている方が多いと思いますが、それは誤解です。抑毛ローションという効果が不確かなものを使い続けるよりよっぽど「確実」で、かつ「低価格」な方法が脱毛であることを覚えておいて下さい。また定期的な費用がかかると言っても、それは抑毛ローションでも同じことです。くどいようですが、男性の場合は「永久脱毛」が不可能です。
それを「レーザーなら永久脱毛できる!」「初回費用を払うだけで終わり!」と酷い情報操作を行っているサイトも見受けられますが信用してはいけません。
こちらおなじみの「抑毛ローション」には、パパインやパイナップルエキスなどが含まれていますが、どれも毛の根本に作用する成分ではありません。中でも力を入れて売り込んでいるとみられる大豆イソフラボン。これは簡単に言うと、女性ホルモンに「似た」作用を持っている成分(似ているだけです)。これを塗って男性ホルモンの働きを弱くしましょう、というもの。
髭は男性ホルモンの影響を受けて太く・長くなる「性毛」であるため、理屈としては正しいです。しかし、オネエタレント(KABAちゃん、IKKOさん)を見ていると、体内のホルモンバランスを変えるにはホルモン注射や内服薬を飲みながら、その副作用と毎日戦うほどの厳しい生活を送り、かつお金がたくさんかかることがわかります。
それをたった数千円の市販の化粧品、しかも大豆イソフラボンのたった一作用で、間接的にその効果を狙ったもので、髭が薄くなる・細くなるということはまず考えられないということです。夢を買うのは結構ですが、科学的に見ると理想論に過ぎません。
「効果がありました!」「ヒゲに悩んでいるならコレ!」と紹介しているサイトが数多く見受けられますが、こちらも勘違いかステマ、加齢による睾丸機能の低下(終了)、あるいはその他の現象で「病的に」毛が抜けてしまっただけでしょう。
実際にこの抑毛ローションの説明書にも「ムダ毛のお手入れをラクにする、ムダ毛処理後の肌を整える」というかなり曖昧な書き方をしています。また医薬品でもない「化粧品」に対し、外科的な効果を望むということが間違いであることにそろそろ気付いていただきたいものです。
100年やっても無意味な青ひげ対策
- シェービング
「対策」ではない。 - 抑毛ローション
科学的根拠なし。「抑毛ローション」という言葉も存在しない。企業が都合よく作り出した造語。暴利。脱毛しなくてもいいので「抑毛ローション」だけは無意味であることをそろそろ気付いてほしい。 - 除毛クリーム、ブラジリアンワックス
顔には使えない(極めて危険)。ムダ毛対策と青ひげ対策は根本が異なる。 - サプリメント
論外。 - 日焼けする
論外。 - 毛抜き
論外。 - 禁煙する
論外。タバコを吸っている女性が毛深いとでも? - 家庭用脱毛器
極めて危険。後述。
これらは「青ひげ対策」ではありません。「ストレスをためない」「運動する」などわけの分からないことをまとめたサイトもあります。極めて危険性が高いものから、特にローション、サプリ系は詐欺的方法で暴利を得る企業がわんさか集まる立ち入ってはいけない場所です。
化粧水のように「塗り続ければひげが薄くなる」。いやいや、怖すぎます。これを推奨している情報サイトは全て信用できないと判断して良いでしょう。
ただ「100年」は確かに言い過ぎかもしれません。髭は男性ホルモンの影響を受けるものですから、睾丸が萎縮したおじいちゃんになれば誰でも薄くなります。それまでこれをやり続けることが「青ひげ対策」と言えるのでしょうか?そしてこの対策に寄った結果がそれなのでしょうか?冷静になってみましょう。
青ひげの対策はたった2つ
青ひげの対策は2つあります(2つしかありません)。
- 隠す
コンシーラー、ファンデーション等で青ひげそのものを「隠す」方法です。メリットは髭が残る、デメリットは手間がかかる・お金がかかる・肌に悪い・髭はそのままということです。 - 脱毛する
青ひげの毛の根元から抹消する方法です。メリットは青ひげに悩まなくなる、デメリットはお金がかかる・時間がかかる・永久脱毛ではないということです。
非常に大事なことなので繰り返しますが、青ひげは治りません(治る・治らない・消える・消えないの概念ではありません)。どんな化粧品を使っても、どんなに毛をピンセットで抜き続けても、毛は無くなりません。特に顔に埋まっている毛は、体毛と比べて非常に量が多く、抜いても抜いても男性である以上眠っている毛が生えてきます。
一生髭を抜き続けても、それをコンプレックスと感じている間は毛が生えてきます。おじいちゃんになったらもしかしたら毛が生えてこなくなるかもしれませんが、それは抜き続けた効果ではなく、「性毛」の特徴によるものです。加齢による男性ホルモンの低下、生殖器の減衰が原因です。
確かに毛を抜くことでその周辺の皮膚細胞が破壊され毛が生えてこなくなる可能性はありますが、同時に皮膚としての機能も失われることでしょう。すると、肌の弾力が失われ、たるみやシミ・色素沈着・シワになり、それこそ何をしても治らなくなります。従って「毛を抜く」という処置は絶対にやめるべきであり、それなら毎回髭剃りでケアしたほうが圧倒的に肌に優しく、かつ仕上がりが綺麗です。
たまに「髭脱毛は肌に悪い」「シミや炎症の原因になる」と言われますが、私からすれば何十年間も毎朝毎朝刃物を顔に当て続け、小汚い皮脂と髭がジョリジョリ生えている方がよっぽど肌に悪いと感じます。脱毛は長くて2年程度(私は1年かかりました)、シェービングは一生です。
ただ隠すにしても脱毛するにしてもどちらもお金がかかります。コンシーラーも安くはありません。コンシーラーを落とすためのクレンジングや、肌荒れ・ニキビを予防するためのスキンケア、実際にかかるお金とそれにかかる時間を考えると、どちらが安い・高いという判断も難しいところです。
①青ひげを「隠す」
青ひげを脱毛するお金がない、脱毛できる年齢ではない、という方はまずコンシーラー・BBクリームを使って青ひげを隠しましょう。
髭はホルモンの影響を多分に受ける性質を持ちます。10代の男性ホルモン真っ盛りの時期に脱毛をしても中々効果を実感できません。脱毛を決断するには早くても22~23歳。大学生の間まではホルモンバランスが安定しないためできれば脱毛せずに我慢したほうがかえって近道です(また気持ちも変わるかもしれませんし)。脱毛を決意するのであれば、ホルモンバランスが安定し、あとは下降するのみとなった20代後半あたりからが最もおすすめで、髭脱毛の実感も高いはずです。これは女性も同じ。
使用するコンシーラーについては女性用でも何でもいいです。まずは一つ買って使ってみると、その効果の実態がわかるので、何が足りない・もっとマットな感じがいい・自然な仕上がりになるものが欲しい、明るい(又は暗い)ものが良い、と分かるようになります。
コンシーラーもBBクリームも、選び方は調べれば調べるほど分からなくなるので、まず一つ買ってみるという「一歩目」が重要です。とは言いつつも中々自分では選べないと思うので私が昔使っていた一般的なものだけ紹介しておきます。
NULL BBクリーム
【NULL BBクリームの特徴】
- 男性の肌色にカスタマイズされている
- 脂性肌でも粉浮きしない・テカらない
- 紫外線カット機能、日焼け止めとしても利用できる
- BBクリームを使用していることがバレにくい
- ニキビケア成分が配合(美容液に近い)
※サリチル酸、アルニカ花エキス、ハマメリス葉エキス - 2ヶ月分の使用目安
私が昔使っていたのはNULL BBクリームです。Amazonや楽天でも購入でき、長年愛されているBBクリームです。普段BBクリームやCCクリームなどのコンシーラーアイテムを使わない男性からすると安くはありませんが、女性用に比べると格段に安価です。ちなみに女性からの評価が高いことで知られているので品質は問題ありません。
脱毛期間中や脱毛までにお金を貯める目的で使っていたことがあります。ちなみに「BBクリーム」「CCクリーム」についてはどっちも同じです。両方とも何かを「隠す」目的で使用されるものです。両方買う必要はなく、どちらか一方で構いません。
くどいようですが、コンシーラーは「隠す」目的のアイテムです。使い続けても髭そのものが薄くなるわけではありません。またコンシーラーやBBクリームは、「絵の具」のイメージなので、それを顔に塗ると当然肌に悪く、洗い落とすために「クレンジング」という強力な洗剤を使わないと落とすことができません。
クレンジングやBBクリームはかなり皮膚に負担がかかり、肌が荒れやすくなります。毎日使わなければならないほど深刻な場合、早期の脱毛処理を推奨します。
【参考】男がコンシーラー使うのってどう?ニキビ跡や青髭は隠せるの?
②青ひげを脱毛「髭脱毛」する~効果は1週間から20日前後で現れる
髭脱毛の効果は「毛周期」によって左右され、人によって効果のタイミングが異なります。しかし、言い換えれば照射のタイミングさえ合ってしまえば、たった1回の照射、体験によるパッチテストの照射でも脱毛効果が得られます。脱毛は、「成長期」と呼ばれる、毛乳頭と繋がった状態の毛に対してしか効果がありません。
特に髭は埋まっている毛量こそ多いものの、毛周期のサイクルが早いため(毛の成長サイクルがバラバラ)、目に見える効果の現れも早いのです。その代わり、細かくまばらに効果が現れるため、全体の仕上がりが悪いように見えてしまいます。
これが腕やスネなど、毛周期のサイクルが遅い部位(毛の成長サイクルが大体同じ)の脱毛だと、1回の照射でほとんどの毛が脱毛完了に近い状態になりますが、照射の間隔が長く空くため回数こそ少ないものの、「完了」には髭と同じくらいかかってしまうようなイメージです。なお、髭脱毛完了までには平均2~3年、15~20回程度の照射で完了します。
光・レーザー・ニードルと、その脱毛方法の違いに関わらず、脱毛の効果自体は「初回」の施術で現れます。
施術を受けて1週間~20日前後経つと、髭の生え方が不揃いになったり、部分的に禿げているような見え方になるはずです。生えている毛によって毛周期のサイクルが異なるため、全ての毛が全体的に薄く・細くなるといった症状は起こりません。クレーターのように、一見仕上がりが悪いように見える効果の現れ方が自然です。これを「脱毛失敗」と捉え、焦って家庭用脱毛器などで自分で施術してしまう方もいるのですが、多くの脱毛エステサロンは毛周期に沿って適切にスケジューリングしているため、勝手な行動は控えましょう。
照射の回数を無理に増やせば、脱毛そのものの効果はもちろんありませんし、皮膚に負担がかかり炎症やシミなどになることもあります。何よりお金がもったいないです。
青ひげの脱毛エステ・脱毛クリニック
青ひげの脱毛をする場合は以下3社から選ぶようにしてください(光・レーザー・ニードル、1社ずつ)。
最近特に男性向けの脱毛サロンや脱毛クリニックが増えており、同様にトラブルも増えています。数が増えれば増えるほど、「老舗」と言われる昔からある脱毛サロンやクリニックの評価が高まります。ここではそうした理由から、確かな実績と歴史がある男性脱毛サロン・脱毛クリニックのみを紹介します。
また、「光脱毛だと脱毛できない」と信憑性の無いネットの情報が蔓延していますが、光脱毛でも脱毛は可能です。
むしろ、脱毛についてあまりよく分からないという方は光脱毛を選ぶべきです。
「脱毛」とはあなたが思っている以上に難しい技術を要するものではありません。レーザーのような無駄に強力な光量も必要ありません。脱毛は毛周期に沿って照射していきますから、どの脱毛方法を選んだとしても脱毛の終わりの部分は同じなのです。ただレーザーを選べば出力は確かに高いので効果の表れは早いと言っていいでしょう。また人によって髭の濃さや、求める脱毛の範囲、あるいはデザインなどもあると思うので、脱毛の方法別に最適な選択ができるよう3つの脱毛エステ・クリニックを紹介します。
【青ひげの光脱毛】リンクス【RINX】
リンクスは「光脱毛」を採用している脱毛サロンになります。実際に私が脱毛したエステになりますので余程こだわりがなければリンクスを選ぶべきです。営業がない・施術スタッフが実際に脱毛している・圧倒的に安いという3つの点で高く評価しています。また繰り返しになりますが、光脱毛であっても「脱毛」は可能です。実際にリンクスの施術担当の方たちは「光脱毛によって髭脱毛済み」の方なので、なぜそんな信憑性のないことが言われるようになったのかが疑問です。加えてリンクスはエステでありながら医師が監修している唯一のメンズ脱毛サロン。安全性・確かな効果・そして料金、全てが揃っています。
脱毛方法 | 光脱毛 |
価格 | 脱毛完了まで5~10万 ※髭の濃さ、希望する部位のプランによって異なります。 ※私は86,000円で完了(20回の施術)。 髭が薄い、部位が限定的、間引きなど、少ない回数のプランでも十分効果がある。 ※早ければ5回ほど(3ヶ月ほど)で効果が現れ平均1.5~2年で完了。 |
メリット | ・スタッフが全員男性(かつイケメン) ・明瞭会計・営業がない ・段違いに金額が安い(レーザー、ニードルの半額以下) ・1回の脱毛時間が10分程度 ※回を重ねるごとに早くなります。 ・ツルツルではなく、全体を薄くしたり自由度が高い ・予約が取りやすい ・唯一ドクターが監修する信頼度が高い脱毛サロン |
デメリット | ・細かい脱毛(間引き)ができない ・料金設定部位が細かい ※ある部位だけピンポイントに脱毛したい場合は逆にお得 |
おすすめ度 |
これは私がリンクスに通っているときに聞いた話ですが、これまでレーザーやニードルで通っていた方が、いわゆる「セカンドオピニオン」としてリンクスに来店する方が急増しているようです。その大きな理由が「痛み」です。レーザーやニードルは、光脱毛の2~10倍ほどの痛みを伴い、いくら効果が早く現れるといってもそれに耐えられないという方が多いようです。私は光脱毛でも「痛い」と思っていたので、レーザーやニードルでは絶対に施術を受けたくありません。
【青ひげのレーザー脱毛】湘南美容外科クリニック
特に湘南美容外科は実績は周知の通り、それでいて金額が69,800円(最安プラン)と固定で無制限です。脱毛で一番心配なのは「最終的にどれくらいかかるの?」という点ですが、金額・期間が明瞭でありかつ実績も伴っているため言うことがありません。ただ、かなり痛みがあることは覚悟して下さい。医師の施術と言えども皮膚トラブルが多いことで知られています。
脱毛方法 | レーザー脱毛 |
価格 | 69,800円(税込) ※上口髭・アゴ・アゴ下の3部位のみ。4年間無制限。 ※ホホ・もみあげ・首を含めた顔全体の脱毛は181,580円定額・無制限。 ※髭は大体1~3年で脱毛完了します。 |
メリット | ・医師による医療行為・医療脱毛 ・金額・期間が明瞭 ・全国どこでもクリニックがある ・湘南美容外科というネームバリューと実績、安心感 ・分割払いができる |
デメリット | ・レーザーなので「面」による脱毛となり、間引きや細かい箇所の脱毛ができない ・光脱毛に比べるとかなり割高 ・かなり痛い ※メディオスターを利用すると痛くない。しかし金額がUPし割高。 ※麻酔もできるが別料金。 |
おすすめ度 |
【青ひげのニードル脱毛】メンズTBC
脱毛方法 | ニードル脱毛(電気脱毛) |
価格 | 脱毛完了まで20~50万 ※髭の濃さ、希望するデザインによって異なります。 ※初回1000円(150本+カウンセリング込の価格) |
メリット | ・「永久脱毛」に近い脱毛方法 ・レーザーによる「面」の脱毛ではなく、「点」の脱毛なので好きな箇所を脱毛できる ・毛穴に向けて脱毛するので皮膚が弱い方やアトピーの方も脱毛できる ・脱毛完了まで最も早く確実な脱毛方法 ・全脱毛方法の中で仕上がりは最も美しい ・部分的な脱毛を希望する場合ニードルの方が安いケースもある |
デメリット | ・「確実に」営業をかけられる ・光、レーザーと比較して値段がべらぼうに高い ・1~2mm毛を伸ばしてからでないと施術できない ・脱毛士に高い技術力が求められる |
おすすめ度 |
青ひげの脱毛にはどの方法を選べばいいのか?
青ひげの脱毛方法は光脱毛・レーザー脱毛・ニードル(電気)脱毛と3種類があります。どれがいいのか?と聞かれればそれは「どのような脱毛を希望しているのか」によります。繰り返しになりますが、どの脱毛方法でも「脱毛」できます。そしてどの脱毛方法でも「永久脱毛」はできません。これだけは忘れないでください。
希望 | 脱毛方法 |
ツルツルにしたい(早く・確実に) | 光・レーザー・ニードル ※どの脱毛方法であってもツルツルになります。毛周期に沿って行うため経過の差もありません。 ※効果の現れる早さについてはレーザー。 |
ツルツルにしたい(綺麗に・肌が弱い) | ニードル脱毛 |
毛を残したい(人並みになりたい) | 光脱毛・ニードル脱毛 |
毛を残したい(薄くしたい) | 光脱毛・ニードル脱毛 |
毛を残したい(デザインしたい) | ニードル脱毛 |
安く脱毛したい(範囲が広い) | 光脱毛 |
安く脱毛したい(範囲が狭い) | 光脱毛・ニードル脱毛 |
私はあまり前知識がない状態で光脱毛のリンクスを選択してしまいましたが、脱毛前はちゃんと目的・希望を明確にしてから正しいところを選んだ方がいいと思います。
よく「エステで脱毛してはいけない」「光脱毛は脱毛できない」と言われることがありますが、そんなことはありません。光脱毛でも十分脱毛できますし、実際に私はエステで脱毛をしました。脱毛はあなた自身の髭の濃さ、緊急度、金銭事情などに対応できるよう様々な施術方法が用意されています。また、あなたが思っているほど髭の脱毛というものは仕組みが難しいものではありません。
医療脱毛によるレーザー脱毛は確かに出力が高く実感度も評価できますが、光脱毛と比較して大きな差があるかと言えばそんなこともないのです。脱毛において「光の出力」というのはそれほど重要ではありません。毛根を焼き切るのにレーザーのような度を超えた光の出力など不要。重要なのは、光を正しく毛乳頭に届けることであり、それがエステにおける差が付くポイントです。
「エステは危険!」「光脱毛はお金の無駄!」と極端に批判している方がちらほらいらっしゃいますが、実際に施術を受けた私からすると「?」が消えません。じゃあなぜ女性はあんなにツルツルな方が多いのでしょうか??大手脱毛サロンの「ミュゼ」や「キレイモ」などは電車の中吊り広告でよく目にしますよね。あれは全て光脱毛のエステです。
レーザーのように光の出力が高くなるほど痛みも増しますし、毛の周期に沿って脱毛をしますからどの方法でも「脱毛完了」のお尻の部分は同じなのです。
青ひげのニードル脱毛に関して覚えておきたい知識
青ひげの脱毛において、「ニードル脱毛」についてはあまり知られていないため補足しておきます。
ニードル脱毛は最も安全な脱毛方法
ニードル脱毛はめちゃくちゃ痛いです。1年以上通うことになるので慣れればそうでもありませんが、最初は苦労します。私は眉毛の脱毛でニードルを体験したことがあります。
毛穴に専用の針を刺し、そこに電気を流し毛根を殺します。しかし、この手法は皮膚にレーザーを当てたりするわけではないので肌が弱い人やアトピーの人などでも脱毛が可能です。光やレーザーは「面」の脱毛、ニードルは「点」の脱毛です。そのため光脱毛、レーザー脱毛であれば、肌が弱かったりすると腫れ上がってその腫れが何日か引かないことがあります。
しかしニードル脱毛であれば、炎症を起こしているのは毛穴の内部で、温度を逃して適切にアイシングすれば1日で痛みも赤みもなくなります。脱毛初日は、虫に刺されたようにボコボコになりビックリするかもしれませんが、2回目以降から皮膚もそれに順応し最初のように腫れあがることはありません(もちろん個人差があります)。とにかく安全な手法で脱毛したい場合はニードル脱毛を選ぶべきです。
ニードル脱毛は最も高額な脱毛方法
ニードル脱毛は非常に高額です。肌に異常がなければ(日焼けしている、肌が弱い、アトピーなど)、選択すべきではない脱毛方法です。また施術時間も30分~1時間以上かかります(30分以上やると痛さに耐えられなくなります)。TBCやダンディハウスなど大手の脱毛エステサロンが採用している脱毛方法であり安全なものの、その対象者は非常に限定的なことを忘れないようにして下さい。
なおニードルとレーザーを比較してしまうと「レーザーが安い」と勘違いされることがありますが、レーザー脱毛も十分高いです。光脱毛が圧倒的に安いのです。
光 | レーザー | ニードル | |
値段 | 安い | 高い | 超高い |
痛み | 少し痛い | 痛い | 超痛い |
通院期間 | 1~3年 | 1~3年 | 1~3年 |
ニードル脱毛はどこでも脱毛できる
光脱毛及びレーザー脱毛は、脱毛できる範囲が限られています。例えば眉毛など目の近くは脱毛できません。また肌が荒れていたり、日焼けしていると脱毛できません。これは光やレーザーが、黒い色(毛、メラニン)に反応するレーザーを照射しその根源を凝固させる脱毛方法だからです。
なお眉毛は、脱毛できないわけではありませんが高い技術・経験を要し、脱毛エステ側もリスクを負うだけなのでやりたがらないのです。しかしニードル脱毛であれば、毛が生えている場所全ての部位を脱毛することができます。当然、眉毛や目のすぐ上の粘膜近辺も可能です。
しかし残念なことにニードル脱毛のTBCや大手チェーン店では眉毛の脱毛を行っていません。理由は「割に合わないから」なのですが、しばらく通った人に裏メニューとして用意している場合もあります。ただ「眉毛のみ」だと門前払いなので、その場合は個人運営の脱毛サロンから探してみて下さい。
ニードル脱毛はエステサロンでしかできない
ニードル脱毛は医療機関では行っていません。医療機関でも「小林式絶縁針脱毛」というニードル脱毛の効果と同等の手法を取り入れている場所もありますが、行っているところは非常に少ない(探すのが困難)のが現状です。
青ひげの永久脱毛「完了」まで平均何回通院・照射するの?
髭脱毛は脱毛方法の如何に関わらず15~20回の施術・来院で脱毛が完了します。髭の濃淡、また年齢などによっても異なりますが、初回の体験、もっというとパッチテストの照射であっても効果が現れてしまうことがあります。
特に髭は毛が生えている部位の中で、最も眠っている毛量が多く、最も脱毛に時間がかかります。髭であっても初回で強い効果が出てしまうため、腕やスネなどであれば、初回のたった1回の脱毛照射であっても、ほぼほぼ完了してしまう方がいらっしゃいます。
脱毛とは言われているほど難しい施術ではありません。また医療脱毛だろうがエステ・サロンの脱毛だろうが、効果の現れ方に違いはありません。
しかし、毛は毛周期に沿って行う必要があるため1回で全てが完了するわけではないのです。「1回で効果があるって聞いたのに!」という方がたまにいますが、その方であっても成長期・成長初期の毛に対しては効果が出ているはずです。毛は足並みをそろえてみんな同じ周期で生えているわけではありません。元気ビンビンの毛もあれば、毛穴から顔も出していない生まれた毛もあります。かろうじて毛穴に掴まっているあとは抜けるだけの毛もあります。
従って、効果が出るまでに「1回」の照射でも十分期待できますが、すべてツルツルにするための「完了」までには多少時間がかかるということを覚えておきましょう。
見た目の上での実感・効果で言うと、5~10回(1年)ほどでかなり薄くなっており、シェービングもスムーズになります。毛穴も目立ちにくくなっているため、10回目以降の施術は「メンテナンス」「微調整」としての施術になることがほとんどです。
特に髭については、人並みの濃さを手に入れてそれなりに満足できた場合、決して「永久脱毛」「脱毛完了」にまで至っていないのに回数を残して辞めてしまう方も多いと言います。
最初はツルツルにするために意気込むのですが、生えてくるスピードもあるとき急に遅くなるため、施術の通院間隔も1ヶ月に1度、2ヶ月に1度と開いてきます。髭の仕上がりにも満足いって、ストレス・コンプレックスも解消の域に達すると、「永久脱毛」というものへのこだわりも薄れていきます。
脱毛方法ごとに回数の違いは無いの?
繰り返しになりますが、光・レーザー・ニードルと、その脱毛方法によって完了までの回数が早まる・遅くなるということはありません。
光脱毛では効果が薄い、照射レベルが低い、ということも言われていますが、そんなことはありません。ただそうしたサロンも存在することは確かです。しっかりと実績・歴史があるエステ、少なくとも「大手」と言われているところから選べば、まず問題ありませんし、こんなに普及しているはずがありません。
レーザー脱毛の医療脱毛についても、言い換えれば「光の出力が高い」「医師が施術してくれる」ということ以外にメリットはなく、それに上乗せして高い施術費用となります。出力が高ければ脱毛の効果が早く出る、脱毛完了が早まるということもありませんし、医師が施術してくれると言っても美容外科に流れてくる医師というのはいわゆる「アレ」な方なのでそこに安全性としての保険を払うなら、企業レベルで努力している安いエステにかけたくなります。そうした理由で私はエステで髭の脱毛をしました。
- 髭脱毛完了にかかる回数は平均15~20回
- 髭脱毛完了にかかる期間は平均2~3年
- 髭の脱毛効果は初回の施術で現れる
- 髭脱毛の実感、全体が薄まり満足度が高まるのは5~10回目以降
- 脱毛方法によって効果の差や期間の違いは無い
- 「光脱毛では髭脱毛できない」は誤情報
- コスパを考えると光脱毛が圧倒的におすすめ
永久脱毛の本当の意味とは
冒頭から何度も繰り返しになりますが、男性の場合「男性ホルモン」の影響を受けるためどんな脱毛方法にしても永久脱毛をすることができません。しかし女性の場合は、実質的な永久脱毛が可能なケースがあります。それはやはり男性ホルモンの影響を受けないからですが、科学的なところで言うと、光脱毛でもレーザー脱毛でも永久脱毛ができる場合がありそれは以下のようなことが挙げられます。
どの部位だとしても電気脱毛、小林式絶縁針脱毛の原理は「毛穴にパーツを挿入して電流を流し、直接毛の発生源を凝固、処理する方法」。そして、レーザーや光などの光線を使用した脱毛は「黒い色(毛)に反応するレーザーを照射して熱を発生させ、その熱で間接的に毛の発生源 を凝固、処理する方法」。この直接か、間接かで効果が永久か、そうでないかに分かれるのです。レーザー脱毛でもその間接的な熱の発生量やターゲットの位置によってうまくいけば永久になりますし、色素の薄い毛や熱量が足りなくて完全にターゲットが凝固しきれない場合はまた生えてきます。
ニードル脱毛をしたわけでもないのに「毛が生えなくなった」という人は、この理屈を当てはまると理解できるでしょう。そして女性の場合は男性ホルモンのことを考えなくてもいいため、ほとんどの方が光でもレーザーでもニードルでもほぼほぼ永久脱毛が可能なのです。
ただ男性の場合はその理屈を覆す「男性ホルモン」が影響するため、永久脱毛が不可能です。しかし「脱毛」というもの自体はそれほど難しいものではないため、「今より薄くする」「ツルツルを維持する」という対処は非常に簡単なのです。それを可能にするのが列挙した脱毛エステやクリニックです。
この記事は青ひげに悩む方、特に脱毛をする前の当時の自分に向けてまとめた内容になっています。当時の私は「脱毛すればいいのは分かっているけど…」と、その実態が分かる内容のサイトばかりを探していました。もし私のように青ひげで悩んでいる方がいれば、この記事を再度読み直し何かを掴んでいただけたら幸いです。髭脱毛を終えた今の自分としては、「こんなにも髭が無い生活が楽なのか」と驚いています。一人でも多くの方のコンプレックスが解消できることを祈っています。
推奨髭脱毛エステ・クリニック | 脱毛方法 | 特徴 |
リンクス |
光 | ・私が髭脱毛を「完了」したエステ ・圧倒的に安い ・全国にエステがある ・エステだが医師監修 ・スタッフ全員男性 ・施術スタッフが髭脱毛済み |
湘南美容外科クリニック |
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