ネイルと聞くと爪に塗ったり装飾するといったイメージですよね。しかし、「爪の手入れ」と言い変えるとどうでしょうか?
少し前までは“女性のおしゃれ”という印象が強いマニキュアやネイルですが、今は男性専用のネイルサロンが増えるほど一般的なスキンケアの一つとなりつつあります。これは若者世代だけではなく、ビジネスマンや幅広い層に人気が出ています。
芸能人やアーティストなど男性のネイルアートも増えつつあるのでオシャレとして楽しむのもありですが、ここでは特に爪の老化や噛み癖といった男のネイルケアについてまとめていきます。
ビジネスマン向け!身だしなみは手元から
ビジネスシーンにおいて特に重要なことは“清潔感”。顔の次によく見られる手元、特に「爪」のケアを行っている男性はどれだけいるでしょうか。
名刺交換はもちろん接客業など、意外なほどに手元はよく見られています。実際に男性がネイルケアをする理由に多いのが、第一印象をUPさせるためです。失礼ですが爪が伸び放題だったり汚れがたまっている人が安心して仕事を任せられるような人間にはとても見えませんよね。
しっかりとした印象を与えるために会社の面接や重要な商談前など「ここぞ!」というときの自信に繋げるためにネイルケアを行う男性も増え始めています。余談ですが女性は手フェチが多く男性の手元をよく見ているので、合コンなどでも要注意です。
加齢による爪の老化・噛み癖の強制にも効果あり
「男がネイルケアなんて女々しい!」と思いがちですが、ケアしているのは若者中心ではありません。30代~それ以上の幅広い世代に人気となりつつある理由は、以下に挙げる爪のトラブルを軽減できるからです。
- 加齢によって爪が乾燥し分厚くかたくなる
- 爪がデコボコし不格好
- 割れやすい二枚爪
- イライラすると爪を噛む癖
加齢によってどうしても爪に出やすくなるトラブルを事前にケアすることで起こりにくくし、爪をきれいに保つよう心がけることから癖の強制にも効果があります。
簡単にできる男のセルフネイル
まず爪のケアで大切になるのは、お風呂上りなど爪が水分を含んでいる状態で行うことです。
準備するもの
- 爪切り(やすり、エメリーボード)
- キューティクルリムーバー&プッシャー(甘皮取り)
- バッファー
- シャイナー
- 保湿液やキューティクルオイル
一度に全て揃える必要はありませんが、爪切りに関しては歯の幅が少し大きめのもの、切れ味が鋭いものを用意しましょう。男性は女性より爪が大きく厚いためです。それ以外はまず100均などに売っている爪やすりにバッファー、シャイナーが付いてるものを準備します。
ネイルケアの手順
- 深爪にならないよう爪を切るor削る
※爪が薄く折れやすい人は爪切りだとヒビが入り折れやすくなるため削る - キューティクルリムーバー(甘皮取り)を塗り3分ほど待つ
- プッシャーで根元を少し押し甘皮を整える
- 爪表面をバッファーで削る
※削りすぎると薄くなってしまうためほどほどに - 仕上げにシャイニーでこすり整える
- キューティクルオイルや保湿液で乾燥を防ぐ
男性専用ネイルサロンでリラックスタイムを
自分で上手く爪を切れない場合や面倒でやる気が起きない、きれいに整えるのが難しいといった人におすすめしたいのが、ネイルサロンへ行くことです。
冒頭でも触れましたが、男性でも通いやすいように男性専用ネイルサロンが次々とオープンしています。価格は最短10分で1000円~という店舗もあり、自分で材料を揃えるよりもリーズナブルかつちょっとした空き時間で利用できます。
ハンドマッサージとセットで施術する店舗も増え、手の血行促進に繋がり更にリラックスできることから仕事終わりの癒しの時間として利用してみてはいかがでしょうか。
(参考)メンズネイルケアのファストネイル