あなたは月にどれくらいスキンケアにお金をかけていますか?
男性であれば月1,500円~2,000円の範囲であれば相場。
それを大きく超えてしまう人は、化粧品のイメージやブランドにお金をかけているかも。某○○堂の化粧品は、化粧品そのもの原価は数十円、容器(箱)が数百円、ブランド料が数千円~数万円だと言います。「スキンケア」なのに見えないものにお金をかけてどうするんでしょうか…
逆に1,000円にも満たないという方は、化粧品を一切使わない方が肌に良いかもしれません。それは別の論点になるので今回は省略します。
洗顔料・化粧水・乳液・美容液、あるいはオールインワン、またBBクリーム、ニキビ隠し、皮脂吸収クリームなど、出そうと思えばいくらでもお金をかけられるのが化粧品。
それぞれ大体1~2ヶ月分の容量が入っているので、1ヶ月分にならすと大体2,000円前後。これを更に安く、しかも肌に良い方法で節約することはできないか?その方法をここでは解説しています。
特に節約を目的としていない方でも、男性のスキンケアに関して非常に重要なことを解説しているので注意深く何度も読み返していただく幸いです。
スキンケアにかかる費用を節約する3つの方法
それでは早速見ていきます。
とても大切なことなのに誰も言わない3つの節約術です。
節約術①:洗顔料を使わない
「洗顔」はとても重要です。
洗顔を行わないと肌荒れや乾燥、皮脂過剰、ニキビ、黒ずみ毛穴の原因となります。ただ、そこに「洗顔料」が必要であるという結び付きにはなりません。
洗顔料はあった方が良いことは確かです。使うこと自体否定しません。しかし、洗顔の本来の目的は「不要な皮脂を落とすこと」であって、水で落ちる水溶性の皮脂をわざわざ洗顔料を用いて落とすことはないのです。また9割以上の方が洗顔料による洗顔方法を誤っているため、使わない方がいいのです。
肌や体温で溶け出したのが皮脂ですから、それと同じ程度のぬるま湯で皮脂は正しく落とすことができます。これで洗顔料にかかるコストが節約になりました。
節約術②:オールインワン化粧品を使う、化粧品を一つにする
基礎化粧品はオールインワンを使ってください。
もはや業界的にも化粧水・乳液というくくりすら無くなりつつありますが、ベタベタと何種類も肌に塗ることが「良いこと」ではないのです。
むしろシンプルな構造であるオールインワンをたった一つ肌に塗ることがスキンケアにおいて「良いこと」で、しかも金銭的にも、スペースの面でも、オールインワンは節約になります。時間をあまりかけられない男性的にも嬉しい誤算ではないでしょうか。
「オールインワンって肌に悪いんじゃないの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、それは化粧水や乳液を引き立てるため(売るため)に昔から言われてきたセールス文句のようなもの。オールインワンだと一つしか売れませんが、基礎化粧品だと化粧水・乳液・美容液と、種類を揃えるために一人で何個も買ってくれますからね。
美容専門家が作る化粧品や、医者が作るドクターズコスメ、オーガニックなども含めて、今ほとんどオールインワンだらけなのはその証拠ともいえます。
節約術③:保湿重視の化粧品にする
これは、乾燥肌・オイリー肌・シワやシミ対策、もちろん普通肌の方も含めて全員ですが、化粧品は保湿重視のものを選んでください。
理由は、これら肌トラブルの原因がほぼ全て保湿不足に伴って起きているからです。
肌質 | 原因 |
乾燥肌 | 皮膚表面の保湿成分の減少によって、内部の水分が蒸発して肌が乾燥する。 |
オイリー肌 | 保湿成分が減少し、肌の保水力がなくなると、皮膚がこまかくめくれ粉を噴いたようになる。そうすると雑菌が入り込んでしまうため、それを防ぐために皮脂が過剰に分泌され、肌を守ろうと働く。 |
シワ・シミ | 肌内部の保湿成分が減少・衰退し、ハリ・ツヤが失われていく。紫外線を受け続けると肌外部の保湿成分も減少し、真皮にまで紫外線が到達しシミになる。 |
誤解してはいけないのが、「保湿成分」とは「油分」ではないということです。保湿をすればいいということだけ解釈し、乳液やクリームなど油分化粧品をひたすら使っている方がいますがそうではありません。
油分ではなく、【保湿成分】が入った化粧品を使うことが重要なのです。
最も効果があり、唯一科学的実証が確認されているのがセラミドという保湿成分ですが、男性用ですとZIGENがそれを含み高い評価を得ています。
化粧品を使う目的は「保湿成分を補うため」と言っても過言ではなく、自分の肌に合った保湿重視の化粧品を見つけることさえできれば、ずっと肌は清潔に維持させることができます。
長期的に見た時や、化粧品をあれこれ買い換える必要が無くなるという点において節約になります。
やってはいけない節約の方法
また、節約の手段として間違った方法は、
・化粧品の使う量を抑える
・安い化粧品を大量に塗る
というもの。感覚として分かると思いますが、安い・高いにかかわらず、化粧品にも、あなたの肌にも、『適量』が存在します。
その適量を無視した方法を「スキンケア」とは到底呼ぶことはできません。効果のある、肌に合った化粧品を、適正量使うことが最も節約となります。