制汗剤やデオドラント剤、ボディペーパーなどでもそうですが、「全身用」と書いてあるのに全身に使えないということがままあります(笑)
なんででしょうね…
このシーブリーズに関しては、商品によって異なるので一概には言えませんが、スキンケアサイトを運営する個人的な見解としては付けない方がいいと感じています。
シーブリーズを顔につけない方がいい理由
①顔の汚れは水で落ちる
シーブリーズを顔につけない方がいい一つ目の理由は、顔に付着している汚れ(皮脂)が水溶性であるという点です。つまり、シーブリーズを使わなくても水で落ちるということです。
・運動の後さっぱりしたい
・油っこい肌が気になる
という方は、水で顔を洗うことが一番効率的だと言われています。
冷水よりは人肌に近い温度の水が効果的(体温で溶け出したものが皮脂であるため)です。
②成分の毒性が強い
全身用の制汗剤やデオドラント剤、シーブリーズに関しても、ベースは体に使用するものとして作られているので、薬品濃度がかなり高めです。
顔の皮膚と体の皮膚では厚さや強度がまるで違うため、顔に塗布すると熱い・痛い・痒いと感じてしまう方も多くいるはずです。特にシーブリーズは防腐剤の配合が多いので、敏感肌・乾燥肌の方は注意が必要です。
③引き締め効果は一時的なもの
「肌の引き締め効果」と聞くと、なんだか良さそうな雰囲気はありますが、これって一時的なものなんです。
引き締まった肌はいずれたるみ、それが繰り返されることで肌が強くなるなんてこともありません。むしろ肌にとっては負担となり、シーブリーズ自体の引き締め効果が無くなっていきます。
今では小学生でも体育の授業終わりにベタベタと体に塗布したり、スプレーをシューシュー吹きかけている光景を目にしますが、普通に考えて異常だと思いませんか…?