家庭用脱毛器で脱毛できない・効果が無い理由

全ての家庭用脱毛器で髭の脱毛ができないわけではありませんが、多くの場合「失敗した」「後悔した」という口コミが見られます。結論になってしまいますが、「脱毛」というのは毛の仕組みや構造を理解すればそれほど難しいものではないため、「家庭用脱毛器だから」脱毛できないという意味ではありません。

「永久脱毛」というのは用語としての問題であって、実態としては家庭用脱毛器だろうとエステだろうと永久脱毛できてしまいます。多くのサイトで

  • 光脱毛なので永久脱毛できません。
  • エステなので永久脱毛できません。
  • 家庭用脱毛器なので永久脱毛できません。

と書かれていますが、これは誤り(「誤り」と言うと方々から非難されそうですが私は“実態”の話をしています。そもそも私が光脱毛で髭の脱毛を完了させたのでこうしたことが書かれている意味がよく分かりません)。本当の理由は、脱毛器のフィルターレベル(光の出力ではない)が低く、光を毛乳頭に届けられないから脱毛できないのです。少し難しい話ですが、分かりやすいように解説していきます。

脱毛のための「光の出力」はそれほど重要ではない

多くの方は、家庭用脱毛器で髭の脱毛ができない理由を「光の出力が弱いからだ」と理解しているのではないでしょうか。実は髭に関わらず、「毛」というのは、家庭用脱毛器レベルの光の照射で十分に脱毛可能です。

その根拠は、実際に多くのレビューサイト等でその経過が写真で載せられているのでわかると思います。私がお伝えしたいことは、「家庭用脱毛器だから脱毛できない」ということではなく、むしろ「脱毛には少量の光の照射で十分だ」ということなのです(言い換えれば、クリニックのレーザーの出力が高すぎるということでもあります)。

実際に、光の出力に関する規制はエステティック基準で定められており、安全性の観点からクリニックで扱うレーザー脱毛機レベルまでエステや家庭用脱毛器を引き上げてはいけないことになっています。従って、少なくとも家庭用脱毛器の出力は「エステ以下」であり、かつほぼすべて同じ光の出力(どんぐりの背比べ)であることがわかります。

出力をあげることは正直言って簡単です(お金がかかりません)。だったらなぜ家庭用脱毛器にこんなにも価格差が生まれるのでしょうか?

「光の出力が弱いから脱毛できない」そう思っている方が多い中、実際に脱毛できている方もいて、出力についてはほとんどの商品が同じ。このことから、出力そのものが脱毛の効果に影響していないことが導き出せます。

脱毛器にお金がかけられているのは「フィルター」

日本製、出力レベルを変えられるボタン、デザイン、照射面積、利便性、その他オプション機能…

こうしたところが価格の要素となっているのも間違いありませんが、私たちの目的は「脱毛」だけ。脱毛できるのか・できないのか、という点でしか家庭用脱毛器について興味がありません。またこれらの要素は価格を2~3万も釣り上げるものにはなり得ません。

ではどこに一番お金がかけられているのか脱毛器として差別化を図ることができるポイントなのかというと、光を透過させる「フィルター」です。

フィルターがなければ光は皮膚に照射することができず飛び散ってしまいます。また素直に光を当てたとしても、皮膚面がただ温かいだけ。脱毛を成功させるためには、毛を生成する毛乳頭・毛母細胞に照射しないと意味がないのです。冒頭、家庭用脱毛器の多くが脱毛できない理由について「光を毛乳頭に届けられないから」と申し上げたのはこのため。

引用:リンクスの脱毛マシン(青髭脱毛110番)

これは「リンクス」という脱毛エステサロンの脱毛マシンと、一般的な家庭用脱毛器を比較した照射イメージ図。同じ出力の光を照射しても、それを届けるためのフィルターの質が悪いと、いくら脱毛器を当てても毛はにょきにょき生えてきます。

ちなみにクリニックの場合は、出力の暴力で無理矢理に毛乳頭まで光を届けているにすぎないため、実態としてのエステとクリニックに差はありません。

「家庭用脱毛器では脱毛が不可能です」とは言いませんが、このフィルターについてあえて隠すような表現、出力ばかりに注目させるような表現をしている家庭用脱毛器というのは危険です。素人が高い出力の家庭用脱毛器を手にしてしまえば、火傷や皮膚炎、間違った使用方法によって肌トラブルは後を絶たなくなります。

毛周期を無視した脱毛は危険

また毛のサイクル(毛周期)を無視して、自分のタイミングでバシバシ光を当てて脱毛できることを「メリット」として取り上げているサイトも見受けられますが全く意味のない行為であり、むしろ肌が弱まり、将来的なシワ・たるみ・シミ等の原因になります。

毛には毛周期があり、それは脱毛する回数を増やしたり、光脱毛だレーザー脱毛だという脱毛の種類によって、早まったり遅まったりするものではありません。

正しい脱毛をしていれば、脱毛方法の如何に関わらず終わり・ゴールは同じです。たまに「レーザー脱毛でやると脱毛が早く終わります」ということを言っている方がいますが、それも誤り。家庭用脱毛器・エステ・光脱毛だから脱毛完了が遅い、ということもなければ、レーザー脱毛だから脱毛が早まる、ということもないのです。

「脱毛し放題」と言っても、毛は成長期あるいは成長初期の毛に光を当てなければ何の意味もありません。死んだ毛(抜け落ちるだけの毛)に対してピカピカ光を当てる行為は死体蹴りと同じです。

正しく周期を守った脱毛と、その間はカミソリやシェーバーで自己処理して肌を守りましょう。

「効果がある」家庭用脱毛器の選び方 まとめ

  • フィルターには何が使われているか?
    家庭用脱毛器の場合「クリスタル」が最高。ガラス又はプラスチックの場合、半永久的な家庭用脱毛器による自己処理を強いられます。
  • 実績があるか?
    レビューサイトやTwitter、インスタグラム、知恵袋などくまなく検索し、「脱毛完了」している人がどれだけいるかチェック。企業の「販売実績」は脱毛の実績ではありません。

脱毛器を選ぶ上ではこの2つだけで十分です。あとは、本当に家庭用脱毛器でないとダメなのか?という点も改めて確認しましょう。冒頭申し上げたように「脱毛」というのはそれほど難しいことではありませんし、特に日本は男女問わず脱毛する文化にあるため非常にエステやクリニックが格安で、かつ安全です。

正直のところ、家庭用脱毛器は見えないゴールに向かって、大きな初期投資を行い、「本当に効果があるのかな…」と思いながら数ヶ月~数年過ごすことになり、総合的に考えたコスパというのは極めて悪いと言わざるを得ません。

特に希望する脱毛部位がピンポイントの場合(脇・髭・胸・スネなど)、間違いなくエステでやったほうが安いです。特に胸・すね・腕・VIOなどは眠っている毛が非常に少ないため、2~3回、人によっては1回の施術でも効果があり、確実に「完了」します。髭についても(私は髭を施術したのですが)、8万円で20回、2年の通院で「完了」しました。

家庭用脱毛器は間違いなく衝動的に買うものではありませんし、全身の中でも脱毛が簡単で安価な部位がたくさんあります。自分が何をしたいのか、どこを脱毛してどうなりたいのか把握して購入するようにしましょう。

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