出張時、旅行時、「現地で使える化粧品を」と、特に考えずにコンビニの化粧品や、ドラッグストアに売っている小さな化粧品を買ったりしていませんか。
普段から使っていて、成分から効果までしっかり把握しているのであれば構いませんが、「トラベル用」として売られている化粧品はほとんど強烈な毒性成分で犯されています。
はっきり言ってしまうと、トラベル用の化粧品を買うくらいであれば、少しくらい体積を取ってもいいから普段使っている化粧品を持っていくか、思い切って何もしない・塗らない方が肌にはいいケースがあります。
買ってはいけない出張用・トラベル用メンズコスメ
無印良品の化粧品
ファミリーマートやコンビニなどで小さなコンパクトサイズで売られている無印良品の化粧品。「持ってくるの忘れた!」というとき、一度は買ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、無印良品の化粧品はほぼ全て「肌に良い」とは言えない成分割合になっています。
毒を塗ってスキンケアした気になってしまうくらいなら何も塗らない方がマシです。
ただ、使ってみると「実感力」はありますよね。これはポリマーというビニール成分が含まれているからです。車のワックスや光沢剤なんかに含まれるものです。つまり基礎化粧品というよりは、「仮面」に近いのです。実感力があるのは当たり前。だから「これは良い!」と勘違いしてしまう人が多いんです。
使っているときは肌の調子が良くても、時間が経てば肌の内部の水分がどんどんポリマーに吸われてしまい、シワシワの肌になってしまうんです。無印良品の化粧品のポリマー類の配合量は異常とも言えるくらい多いです。
100円均一の化粧品
100円均一に売られているような化粧品も、ポリマーや毒性成分の配合が多いです。先ほどの無印良品もそうですが、基礎化粧品というのは2種類あって、肌を「整える」ものと、肌をきれいに「見せる」ものがあります。
肌をきれいに見せるためだけだったら毒性の成分をバンバン配合すればいくらでもきれいに見せることが可能です。ただ、これが全て悪いというわけではないんです。「肌のことはどうでもいいから、そのときはきれいに見せたい!」というニーズが絶対にあるからです(その目的で使っている人はとても少ないと思いますが)。
化粧品は使えばいいというものではない!
男性は特に誤解しがちですが、100均でもコンビニのものでも何かしら塗った方がいいんでしょ?と思っている人がたくさんいるんです。
違います。
化粧品とは、肌に不足している成分があるときに使うんです。むしろ一番理想的なのは「何も塗らないこと」。「化粧品を使っているから肌がきれい」なのではなく、「不足しがちな成分を化粧品で補っているから肌の状態が維持されている」が正解なのです。イメージはサプリメントです。
「2日間だけの出張だし100均の化粧品でいいか」
「旅行中は荷物にならないよう無印の化粧品を使おう」
というのは全く理解が違うんです。
出張だから、旅行だから、化粧品を変えるというのもあまりよくありません。かといって容器を移し替えるのも品質の劣化につながるのでお勧めできません。可能であれば普段から使っているものをそのまま使用した方が、スキンケアにおいては有効です。それすら億劫だという場合は、その期間、何もしない方が肌には良いケースがあります。