価格:1,404円(最安値Amazon 1,227円)
タイプ:化粧水
形状:液状
総合評価:
男性化粧品の中で最も売れている化粧水です。コエンザイムQ10の効果を売りに出していますが、それを打ち消し合うように合成界面活性剤、防腐剤等の成分が含まれています。評価の高さも目をひきますが、実際に肌荒れを発症したという口コミも多く、敏感肌の方や、乾燥肌で肌のバリア機能が壊れている方は注意が必要です。
乾燥肌対策としての効果
保湿効果はあまり期待できません。ヒアルロン酸Naを配合していますがこれ一本では乾燥対策にはならないので、同ブランドの乳液を使用するか、20代であれば別途保湿美容液を準備する必要があります。乾燥対策用の男性化粧品ランキングはこちらを参考にしてください。
オイリー肌対策としての効果
非常にサラサラとしていて触感はほぼ水です。使用感は中々評価できます。しかし皮脂分泌を抑制するような成分は特に含まれていませんので対策にはなりません。
敏感肌対策・安全性・副作用を検証
皮脂膜を形成する合成ポリマーPEG-8、合成界面活性剤のPEG-6デシルテトラデセス-30、セテス-20、防腐剤のBHT、EDTA-2ナトリウム、メチルパラベンに毒性があります。Amazonや他通販サイトの評価の高さが目立ちましたが、一方で肌荒れを起こしている人も目立ちました。毒性判定のある成分が6種含まれていますので、敏感肌の方やアトピーの発症経験がある方は注意が必要です。
肌荒れ・ニキビ対策としての効果
配合されているハマメリスエキスには肌荒れやニキビに対する抗炎症作用があります。刺激性を伴う成分も無いため肌に染みたりといったことはありませんが、毒性のある成分が6種含まれているので塗布した瞬間に変化は無くとも、時間が経過して肌に異常が出る場合があります。どちらにしろ「対策」としての化粧品ではありません。
値段
内容量は100mlですので使用目安は1.5~2ヶ月程度です。ニベアシリーズで統一した場合、化粧水(1,404円)+乳液(1,227円)+クリーム(1,685円)=4,316円です。1ヶ月あたりのスキンケアのコストは2,158円と中々高額です。化粧水単体で見ても、費用対効果が高いとは言えません。メンズ化粧品のコスパ比較・検証のページはこちらにまとめています。
化粧水としての総合評価
化粧品というのは通常、界面活性剤など毒性(マイナス)の成分を使用する場合、その他の有効成分(プラス)で総合的に上回っているものですが、この化粧品はそれが感じられません。コエンザイムQ10(ユビキノン)などを含んではいるものの、私のような敏感肌+乾燥肌の方は、使用すればするほど肌は弱まると感じます。
全成分表示
水、BG、PEG-8、グリセリル、トレハロース、PEG-6デシルテトラデセス-30、セテス-20、スクワラン、ヒアルロン酸ナトリウム、ユビキノン、パンテノール、ユーカリエキス、ハマメリスエキス、BHT、クエン酸、水酸化ナトリウム、EDTA-2ナトリウム、メチルパラベン
出典:花王
どんな人が使用するべきか?
- 肌が強い方