価格:1,685円(最安値Amazon 1,445円)
タイプ:クリーム
形状:クリーム
総合評価:
男性化粧品の中で最も売れているフェイスケアクリームです。コエンザイムQ10の効果を売りに出していますが、その恩恵の背景で合成界面活性剤の使用や、防腐剤の多さが気になります。油分がたっぷり含まれているので、油分補給としての用途は十分こなせそうですが、コスパが低いです。
乾燥肌対策としての効果
クリームは、乳液を使用してもなお油分が足りない場合に用いる保護剤です。同ブランドの化粧水(リバイタライジングローション)、乳液(リバイタライジングバーム)には大した保湿成分が含まれていないので、ここまで来て乾燥が収まらない場合は化粧品自体の見直しが必要です。乾燥対策用の男性化粧品ランキングはこちらを参考にしてください。
脂性肌対策としての効果
クリームの目的は、乳液でも補えきれなかった油分を更に補助するために使用します。脂性肌の方はもともと油分が足りていますから必要のないものです。
クチコミの中で「脂性肌だが全く効果がない」といった書き込みがあったのであえて記載しました。
敏感肌対策・安全性・副作用を検証
油剤安息香酸アルキル、紫外線吸収剤オクチルトリアゾン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、合成ポリマーカルボマー、合成界面活性剤のステアリン酸PEG-40、防腐剤のフェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベンに毒性があります。Amazonや他通販サイトの評価の高さが目立ちましたが、一方で肌荒れを起こしている人も目立ちました。毒性判定のある成分が8種含まれていますので、敏感肌の方やアトピーの発症経験がある方は注意が必要です。特に防腐剤の数が多いので肌の常在菌が正常に機能しなくなる可能性があります。安全性・副作用の少なさで比較したメンズ化粧品ランキングはこちらです。
油分補給効果
豊富に油分を含んでいます。40代以降の皮脂分泌が減退してきた方にとっては非常に使いやすいでしょう。1プッシュの量が結構多いので、塗りすぎて肌がテカらないように気をつけてください。化粧水や美容液は多すぎても問題ありませんが、乳液やクリームは塗布量に注意が必要です。ただ、同ブランドの乳液も十分な油分が配合されていますのでまずはそちらを使用してみてください。
値段
内容量は100mlですので毎日朝・夜使用で、目安は1.5~2ヶ月程度です。ニベアシリーズで統一した場合、化粧水(1,404円)+乳液(1,227円)+クリーム(1,685円)=4,316円です。1ヶ月あたりのスキンケアのコストは2,158円と中々高額です。クリーム単体で見ても、費用対効果が高いとは言えません。メンズ化粧品のコスパ比較・検証のページはこちらにまとめています。
クリームとしての総合評価
クリームとしての評価は普通です。肌触り、使い心地も合格点です。ただ、このクリームを塗って得られるメリットが無く、ただ油分を補給するだけなら他のブランドで更に安く安全性の高いものはあります。値段がもう少し安くなればいいかもしれませんが、肌に悪いものを塗ってスキンケアに努めるというのは、なにか矛盾しているような気もします。
全成分表示
水、グリセリン、ステアリン酸グリセリル、セテアリルアルコール、パルミチン酸イソプロピル、安息香酸アルキル(C12-15)、オクチルトリアゾン、パルミチン酸メチル、トリイソステアリン、パンテノール、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、デンプンリン酸Na、ステアリン酸PEG-40、オクトキシグリセリン、ミリスチン酸ミリスチル、酢酸トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ユビキノン、クレアチン、1-メチルヒダントイン-2-イミド、カルボマー、水酸化Na、イミノジコハク酸4Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン
出典:花王
どんな人が使用するべきか?
- 肌が強い方