ドラッグストアに陳列されているメンズコスメは1000円未満の安価かつCMでよく見かけるものが一般的。例えば、マンダム(ギャツビー、ルシード)、花王(メンズビオレ)、オキシー(ロート製薬)の3社について確実にラインナップされています。
正直「高品質」とは言えないものが多く、緊急・トラベル用として、いつどこでも手に入れられる安心感を買う場所です。逆に言うと、ロフトや東急ハンズ、高級デパート等では扱わない大量生産型の化粧品が置かれています。
ドラッグストアで陳列されることが多いメンズコスメブランド
サンドラッグヘルスィンライフ立川店を例に、ドラッグストアで設置されるメンズコスメの傾向を分析してみました。
- 取扱ブランド
メンズビオレ、オキシー、ギャツビー、ルシード、ニベアメン、ブラバス、バルカン、アウスレーゼ、ウルオス、ストーリア、メンズオードムーゲ、ケシミン、ウーノ、毛穴撫子 他 - 価格帯
1000円未満のメンズコスメが9割(1000円を越えると「高い」と認識してしまうほど)
テレビCMや昔から名の知られているメンズコスメブランドが多い印象。典型的なのが、マンダム、花王、ロートの3強。
若年(10代~20代)向けのメンズコスメであるメンズビオレ、オキシー、ギャツビー。30代向けのニベアメン、ケシミン、ウルオス。40代~50代向けのアウスレーゼ、ルシード、ブラバス。このように、全世代を1000円未満の低価格帯で囲い込んでいるのがドラッグストアの傾向です。
また、オードムーゲやケシミン、ウルオスなど製薬会社が作っているメンズコスメが置かれているのもドラッグストアの特徴と言えます。
ドラッグストアに陳列されているメンズコスメの品質
ドラッグストアのメンズコスメは、家電量販店やディスカウントショップなどで陳列されているものとほとんど大差はありません。品質についても、化粧品は値段による差が顕著なのでそこまで期待することができません。
成分は、合成ポリマー、合成界面活性剤、防腐剤のオンパレードで、例えば肌荒れ・ニキビ・乾燥を「改善」したいという場合、むしろ足かせになってしまうようなものばかり。肌を「整える」というよりは、「演出する」構造の化粧品が中心であるため、品質はハッキリ言うと悪いです。
本気でスキンケアをしたい、スキンケアを始めたいという場合、選んではいけないメンズコスメばかりですが、冒頭も申し上げたように、緊急用・トラベル用として購入するには安価で手に取りやすいものばかり。お金が無いからといって、節約のためにこうした安価な化粧品を選ぶのは「節約」になりません。
これは本旨とぶれてしまうので以下を参照して下さい。
▶買ってはいけないメンズコスメとその理由