化粧品は値段による良し悪しが顕著で、あまりに安価な化粧品を使用すれば毒性を伴ったケミカルな成分が多く、かえって肌を傷つけてしまうことがあります。
肌は20歳がピークと言われており、それまでは基本的に化粧品は使用しない方がいいでしょう。しかし、ホルモンバランスが安定せず、急な乾燥、肌荒れを予防するという意味で安全性が高い化粧品であれば使用しても構いませんし、無理な我慢をすることもありません。
高校生が必要とする化粧品の種類
ここでは、実際に化粧品を使うことを想定した場合に、どんなものを買えばいいのか紹介します。基本的には「使用しない」ことが第一となります。
化粧品の基本的な考え方は「不足成分の補給」であって、特に問題を抱えていない場合に使用する必要はありません。高校生になると、何か始めた方がいいのではないか、もっとカッコよくなるためには、など化粧品に対して妙な期待をしている方もいらっしゃいますが、化粧品はそこまで万能ではないことを覚えておいてください。
ワセリン
ワセリンとは、純度が高いミネラル油のことです。病院等でも処方され安全性で言えば100%と言えます。
ただ、ワセリンには美容を目的で作られたものではないため、非常にべたつきます。特に男子高校生が使えば肌はテカテカに脂ぎること間違いありません。
顔に油が残っているという不快感が非常に強く、使用感としては最悪ですが、安全性で言えば随一で耐水性もあります。
アトピー傾向にある方や、肌荒れがひどい方はワセリンを米粒程度取り出し、肌になじませることで雑菌・ばい菌の繁殖を抑えることができます。
オーガニックコスメ
オーガニックコスメは植物エキスを中心に、毒性成分を含まずに作られた化粧品です。全て植物由来の成分を用いて作ることなど、オーガニックコスメを名乗るにはいくつかの条件があり、認定基準を満たした化粧品であれば安全性は保障されています。
ヨーロッパでは特に普及しており、食べてしまっても問題ないくらい安全性には優れています。
しかしその分値段も張るため、高校生ではなかなか手が出せませんが、敏感肌の方には非常に好まれ、芸能人の間でも流行しているみたいです。女性芸能人のブログでも最近よく登場しますね。
保湿系化粧品
油分系の乳液やクリームではなく、保湿成分を中心とした化粧品です。高校生にとっての油分はニキビや肌荒れの原因になりますが、保湿成分であればベタつきを与えず、それが過剰になることでの肌トラブルはありません。
安全性と一定の保湿効果を備えた化粧品を求めるとそれなりの価格になってしまうため高校生では手が出しずらいと思います。その中でもリーズナブルなものを下記にまとめましたが、個人的な見解から言うと、高校生のうちはたとえ肌荒れが起きたとしても何も使用しないことが一番だと思います。
ここまで言っても「化粧水だけでもつけた方がいいか」ということを質問する方がいます。答えは「不要」です。