禁煙の肌への効果はいつから？タバコと肌荒れの関係性は微妙

私はタバコを吸っていますが、肌は綺麗です。こういったサイトを運営している以上、肌は清潔に保たないと説得力がありませんからね。タバコが肌に悪いことは重々承知ですし、禁煙しようと思ったことは何度もあります。ただ、願わくば「タバコも止めずに肌を綺麗にしたい」というのが本音です。それを求めて化粧品について勉強したという私の過去もあります。そしてその結論を言うと、

タバコを吸っていても肌を綺麗に保つことは可能

ということです。しかし、ヘビースモーカーの方や、タバコというものが日常にしみついてしまっている方は、それなりの努力も必要です。これは私が禁煙生活を１年継続した中で分かったことをまとめています。

【参考】男性用：タバコの肌荒れ・ニキビを改善する化粧品

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禁煙することで確かに肌への効果が感じられました

「タバコに百害あって一利なし」とは言ったもので、さすがにタバコをやめると肌の調子の良さを感じることが多くなります。

タバコをやめて1週間くらいの時はイライラすることも多く、これが逆にストレスで肌が荒れていました。人間の体は、良いことでも悪いことでも可逆性により反対の反応が一時的に起こることがあります。

イライラやストレスは男女問わず男性ホルモンを体内で生成し、それが皮脂腺に働きかけ皮脂の過剰分泌を誘発したり、体にとっても負担となることがあります。

ターンオーバーの周期が回るまでは我慢

人間の肌は一定の周期によって生まれ変わります。その周期は健康的な肌で大体28日と言われています。ただ、血液がまるまる全て入れ替わるまでは3か月かかると言われているため、最長でこの期間は我慢する必要があります。

私の場合は2週間～3週間もしたらなんとなく肌のベタつきがなくなったり、肌荒れが落ち着いた感覚がありました。しかし、本当にこれが禁煙による効果だったかは正直疑問でした。

というのも、喫煙時代から見て「大きな変化」というよりは、注意深く観察して「言われてみれば…」という程度だったからです。それよりも、スキンケアを怠った時や、何となく寝不足の期間が続いた時の方が肌への影響は顕著でした。

ビタミンCは簡単に補給できます

タバコの煙にはアクロレインという、体内の脂質やタンパク質を酸化（腐敗）させ、抗酸化機能を低下させる働きがあります。いわゆる活性酸素が発生。これを排除するための酵素や抗酸化作用を持つビタミンCなどが体内で必要以上に使われ、無駄にエネルギーを消費しています。もともとビタミンCの摂取量が著しく低い日本人の食生活ですから、ここに拍車をかけるように消費を促していたため、その点においては間違いなく改善効果があります。

しかし、喫煙者はビタミンCが体内で消費されやすいというだけで、それを上回る量のビタミンを摂取すれば、特段体への影響は無いと言います。つまり、足りないなら補えばいい、という簡単な理由。厚生労働省の発表においても、「喫煙者はたくさんビタミンCを摂ること」とシンプルにまとめられています。