プレミアムアフターシェイブローションの毒性と効果を評価

メンズセレクトプレミアムアフターシェイブローションの全成分と毒性、口コミの信憑性を評価します。

メンズセレクト プレミアムアフターシェイブローション150ml

全成分の毒性解析・効果

成分の表記は、配合量の多いものから順に記載されます。ただし1%以下のものについては順不同。毒性の表記は「毒性判定辞典」を参考に、赤>橙>黄の順番で毒性が強くなります。

【全成分】
水:溶剤
BG:保湿剤、溶剤、粘度低下剤
(カプリル酸/カプリン酸)PEG-6グリセリズ:合成界面活性剤、乳化剤
エトキシジグリコール:香料、溶剤、粘度低下剤
ダイズ芽エキス:保湿性
ダイズ種子エキス:保湿性、乳化安定剤
クズ根エキス:保湿
ザクロエキス:保湿性
アロエベラ葉エキス:保湿剤、口腔ケア剤
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム:陽イオン界面活性剤
グリセリン:保湿剤、変性剤
アミノカプロン酸:保湿剤、刺激緩和剤
1-メチルヒダントイン-2-イミド:保湿剤
グリチルリチン酸2K:香味料、消炎作用
クエン酸:キレ-ト剤、pH調整剤
クエン酸Na:緩衝剤、キレート剤
PEG-60水添ヒマシ油:合成界面活性剤、洗浄剤
乳酸メンチル:香料、香味料
メチルパラベン:防腐剤
エチルパラベン:防腐剤
香料:単一香料又は調合香料

評価・口コミの信憑性

青髭を改善させる効果はありません
Amazonの口コミでは痛烈な批判が相次いでいますが、口コミ通り、青髭を改善させる効果は一切ありません。またそのような成分も含んでいません。強いて言えば、肌を溶かし代謝を狂わせる界面活性剤の配合が異常に多いくらいです。「全成分」というは配合量の多いものから順に記載されるのですが、最も毒性の強い界面活性剤が3番目に来ています。これは相当の毒性の強さを表していることになるので、もしかしたらこれによって髭が薄くなる可能性はありますね。

参考:抑毛ローションを使って青ひげ改善などあり得ない

敏感肌の方は要注意
「①」の話に通じる話ではありますが、プレミアムアフターシェイブローションは非常に毒性が強いです。界面活性剤は「水」と「油」のように通常混ざり合わない成分を調合させる優れた成分なのですが、一方で肌にとっては脅威となる成分です。敏感肌や、シェービング後の傷付いた肌の上に塗布する化粧品としては少し配慮が足りない印象を持ちます。

保湿力がない
アフターシェーブローションというのはシェービングによって削り落とされた保湿膜を補う目的で使用するという側面もあります。従って、保湿膜の主成分であるセラミドアミノ酸といった保湿成分の配合があるとヒリヒリ感や乾燥を予防することができるのですが、プレミアムアフターシェイブローションにはそれが含まれていません。シェービング後の乾燥に悩んでいるという方は使用を控えた方がいいでしょう。

値段が高すぎる
数々のアフターシェーブローション、メンズコスメを見てきましたが、正直価格の妥当性が見出せませんでした。ただ、仮にこの商品が1000円になったとしても買うことはないと思います。


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