クリニークから発売されている男性化粧品を購入しました。「クリニーク」はアメリカ・エスティーローダー傘下の化粧品ブランドなので日本製ではありません。なので、アラミスラボや外国製特有の香りを感じます。日本製の化粧品にはあまり含まれない成分や、色素類なども含まれています。
口コミでは評価が高いみたいですが、その実態を実際に使用して確かめてみようと思います。
クリニークフォーメン化粧水の口コミ
購入したのはオイルコントロールエクスフォリエーティングトニック。脂性肌用の拭き取り化粧水です。拭き取り化粧水なのでコットンに馴染ませて、肌を拭くようにケアします。
香りは非常にアルコール臭が強い、いわゆる「外国製」特有のものです。お世辞にも「敏感肌向け」「成分が優しい」と言えるものではありません。脂性肌用なので当たり前ですが、揮発性の強いアルコールを強く感じるため、乾燥肌の方は使うべきではありません。試しに乾燥肌の妹に使わせてみたところ、塗っても塗っても肌が乾燥してしまいました。
【全成分の毒性】をチェックしたところ、化粧水にしては非常に強力な成分が多く、日本製ではまず含まれないタール色素や陽イオン界面活性剤などが含まれていました。クリニークは確かに有名なブランドではありますが、化粧品の専門家や医師などはまず勧めることはありません。
また余談ですが、容器の口が非常に大きいので取り出すのに苦労しました。気を緩めるとドバっと出てきてしまいます。
クリニークフォーメン乳液の口コミ
乳液(オイルコントロールモイスチャライザー)については、使用感は評価できました。化粧水のように強いアルコール感はなく、オイリー肌でもベタつきを感じないさっぱりした乳液でした。良い意味で「油分感」を感じない乳液でした。
ただ、化粧水と同様に【全成分の毒性】判定を行うと、かなり多くの毒性が検出されとても日常的に使えるものではないと感じました。「痛い」「ヒリヒリする」という感覚はありませんが、使い続けることで乾燥や肌荒れにつながっていく印象がありました。
全成分中8割近くが毒というのは、クリニークというブランド名よりもまず先に見なければいけない点です。
クリニークフォーメンの化粧品は買い?
繰り返しになりますが、日本製ではまず使われない(見ない)成分ばかりが含まれており単純に「危険」だと感じました。これは、「日本では手に入らない珍しい成分が含まれている」というわけではなく、食品などの添加物のようなイメージです。
これはトラベル用のトライアルセットなので3つで1000円ですが、単品で購入すると化粧水は3000円、乳液は5000円です。正直の所、これなら日本のドラッグストアに陳列されている300~1000円ほどの化粧水の方が安全です(ドラッグストアのものが品質が良いという意味ではありません)。
また化粧品に肝心な「保湿成分」は皆無。乾燥肌用だろうと脂性肌用だろうと保湿成分(油分ではありません)は必ず必要です。「クリニーク」「海外ブランド」という外枠で化粧品を選ぶのはやめ、本質・成分でしっかり選ぶようにしましょう。