肌の表面は薄い保湿膜・角質層で覆われています。
この保湿膜は肌の乾燥・雑菌侵入を防ぐ働きがあるため、髭剃り・シェービングによって膜を傷付けてしまうと、皮膚がむき出しの状態になるので乾燥や肌荒れ、ヒリヒリを感じやすくなります。
言い換えると、髭剃り後に肌がヒリヒリしたり乾燥したりするのは当たり前なのです。大切なのはその後のケアと、ケアのための化粧品の選び方です。
肌の表面は薄い保湿膜・角質層で覆われています。
この保湿膜は肌の乾燥・雑菌侵入を防ぐ働きがあるため、髭剃り・シェービングによって膜を傷付けてしまうと、皮膚がむき出しの状態になるので乾燥や肌荒れ、ヒリヒリを感じやすくなります。
言い換えると、髭剃り後に肌がヒリヒリしたり乾燥したりするのは当たり前なのです。大切なのはその後のケアと、ケアのための化粧品の選び方です。
肌のたるみ・シワ・シミ・くすみ・血色の悪さなど、「老け」を連想させる顔のイメージはこのような現象によっています。
これらの症状は、肌内部の保湿成分が減少していることが多く、実は化粧品で改善することが中々難しいのです。
アンチエイジング化粧品というのもありますが、これらの多くは「予防」が基本的な考えなので症状が起こってから使用してもほとんどの確率で治りません。では一体どうしたらいいのでしょうか。
肌のハリ・弾力は、肌内部のヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンなどの保湿成分の量・健康状態によって変化します。この成分は何もしていなければ、紫外線や活性酸素の影響を受けて崩れていき、単純に化粧品を使用しただけで元に戻ることはありません。
また、肌のハリや弾力は、「失われてから」使ってもそれを取り戻すのに時間を要することになります。そうならないための「予防」という考え方と、改善方法・化粧品について解説します。
「日本とそれ以外」
という感じになってしまいましたが、結論から言うと、日本人にとっては日本製の方がいいです。
化粧品というのは硬水ばかりでサラサラした水が行き届かないヨーロッパで生まれたものです。日本のように蛇口をひねれば飲める水が流れる国はそうありません。
硬水で顔を洗ったり、髪を洗ったりすればゴワゴワ・キシキシになってしまうため、化粧品や香水などが生まれました。従って、歴史は外国の方が古く、オーガニックコスメに限定するのであれば日本製よりヨーロッパ製のものを選んだ方が確実にいいです。
商品名 | ロゼットセラミドゲル |
価格 | 1,200円(税抜) |
原産国 | 日本 |
内容量 | 80g |
化粧品分類 | オールインワン |
販売元 | ロゼット株式会社 |
商品名 | グランディム薬用アクネアクネローション |
価格 | 通常価格:5,800円 (初回単品)4,640円 (初回二本)9,280円 (初回定期)3,770円 |
原産国 | 日本 |
内容量 | 120ml |
化粧品分類 | ニキビ用化粧水(医薬部外品) |
販売元 | 株式会社FLAIR |
柑橘王子シリーズ、オールインワン化粧品タイプのものを試してみました(フェイシャルエステスムーサーN)。
「青ひげ肌・ムダ毛肌・毛穴肌対策に」と記載がありますが、私の長い経験の中で「毛」にアプローチが取れる化粧品というのは存在しません。確かに青ひげやムダ毛が「消える・治る」という書き方をしてないので、別に間違いではありませんが、化学的に見たときそうした効果を得られるものはないということを先に解説しておきます。それでは実際に使ってその真相を試してみたいと思います。
商品名 | 柑橘王子 スキンコントロールトナーN |
価格 | 1,200円(税抜) |
原産国 | 日本 |
内容量 | 150ml |
化粧品分類 | 化粧水(医薬部外品)、全身に使用可 |
販売元 | コスメテックスローランド |
男性用化粧品・メンズコスメとして非常に珍しい、アンチエイジング対策のプラセンタを豊富に含んだシルバーエッセンスは、公式サイトでの購入のほか、Amazonや楽天などの通販サイトでの入手が可能です。
しかし、ドンキやマツキヨ、コンビニなどの市販はありません。
・クレーターのように肌が陥没し凹凸になっている
・何を塗っても改善が見られることがない
・病院に行っても治らない、再発する
・話をしていても相手の目が肌に向かっている
・大人になれば治ると思っていた思春期ニキビが治らない
・季節を問わずマスクが離せない
「体質改善」
と綺麗事を言われても、いつになったらその効果が出るのか?全く治らないということはままあります。食事が肌質の改善に必要なことは当サイトでも再三解説してきましたが、それでも自分の肌に合った化粧品があって、それを身近に置いておける安心感はやはり強いです。
肌荒れやニキビはアレルギー性があるものでもあるため、確かに人によって症状・肌に合う化粧品は異なります。万人に効果があるわけではありませんが一人でも多くの方が悩みを解決できるような対策をまとめました。
何を今更・・・
という考えは捨ててもらって。意外にもニキビで悩まれている人は、どうしてニキビができているのか理解していないケースが多いです(だからニキビが繰り返しているとも言えます)。
ニキビは必ず毛穴にできます。
そして毛穴が硬くなって、皮脂が詰まり、ニキビになります。
毛穴が詰まる、毛穴が硬くなる、角質肥厚、皮膚硬化、これらの原因を探ることがニキビ対策で必要なことです。
殺菌・抗菌・除菌、オイルコントロール、これらの成分は確かに重要です。しかし、毛穴周りが硬くなって皮脂が詰まっているのは肌の内部の話ですから、いくらその上の菌を洗い落としても意味がないのです。
最近のニキビケア化粧品は、しきりに「保湿」の重要性を説いています。これは正しいです。角質が硬くなるのも、毛穴周りが硬化してしまうのも、肌表面の保湿膜が壊れ、雑菌や外気にさらされ乾燥してしまっているからです。
乾燥状態になった肌はアルカリ性であるため、菌が通常以上に繁殖しやすくなります。それを防ぐために皮脂が過剰に分泌されるようになりますが、毛穴が硬化した部分については、その皮脂が詰まってしまい、ニキビになってしまうのです。詰まっていない部分は皮脂が分泌されているため、自分がオイリーなのか乾燥肌なのかわかりません。
どちらにしても、保湿成分が含まれた化粧品を使って、肌に潤いを取り戻すことは、皮脂の抑制・乾燥防止にとても重要であり、それがニキビ予防になるのです。逆に乾燥肌とオイリー肌を全くの別物と思って、清涼感の強い化粧品を使用したり、殺菌効果の高い化粧品を使うと、乾燥をさらに強め、菌の繁殖に拍車をかけることになるのです。
ニキビ予防として必要な化粧品は保湿膜を形成する化粧品です。
肌表面は保湿膜によって覆われていて、これが乾燥・雑菌侵入を防いでいます。「保湿」といっても、それを肌の上で行ってくれるのはこの保湿膜だけで、どんな保湿成分でもいいわけではありません。
保湿膜はセラミドとアミノ酸によって構成されています。化粧品においては特にニキビケア用の化粧品でなくとも、それが含まれた基礎化粧品がニキビ予防として非常によく働きます。
逆に、保湿成分ならなんでもいいと、ヒアルロン酸やコラーゲンが配合されているものを使用しても、保湿膜の成分にはなり得ないのです。
最後になりますが、化粧品は商品名や広告、イメージなどで選ぶのではなく、皮膚の構造やニキビの原因など、自分の肌にとって本当に必要な成分を把握した上で使用するようにしましょう。