化粧品を冷蔵庫に保管すること自体は全く悪くありません。しかし、使うときは絶対に外に出しますよね?ここで問題視されているのは、冷蔵庫に入れたり出したりすることによる温度差が影響し品質が低下することです。
原則は常温・乾燥&暗室
化粧品の保管方法自体は冷蔵庫で保管して全く問題ありません。むしろお風呂場に放置したり、湿気が起きやすい洗面台に置きっぱなしの方もいるのではないでしょうか。
そういった方はきちんと乾燥した直射日光の当たらない場所へ避難させてください。
このように、原則は「常温・乾燥&暗室」です。でも夏場にはそれを維持できる場所が中々見つかりません。そこでよかれと思って冷蔵庫へ~という方が多いのだと思います。
化粧品の敵は3つあり、①高温多湿、②直射日光、そして③急激な温度変化なのです。
化粧品は生もの
化粧品を我々の口に入る大きな1匹の魚だと思ってください。
当然このような大きな魚は1度では食べられないので何日にも分けて冷蔵庫で入れたり出したりすることでしょう。
最初のうちは鮮度がありますが、中盤あたりから鮮度が落ち生臭く味が落ちてくるのが分かると思います。基本的には化粧品もこれと同じで、どんどん化粧品としての鮮度は落ちていきます。
繰り返しになりますが、冷蔵庫での保管が悪いのではなく、温度変化が化粧品に影響を与えます。常温での保管で全く問題はありませんので風通しがよく直射日光の当たらない場所を見つけ、開封からワンシーズンで使いきれるようにしましょう。