スキーやスノボーなどウインタースポーツに、あると便利な乾燥対策グッズを紹介します。特に肌の乾燥(特に唇)は気分も一気に覚めて、素直に楽しめないときもありますよね。
「わ~晴れた~」
と浮かれていると、肌の弱い方であれば肌はガサガサに、またほとんどの方は唇もガサガサになります。ゲレンデの照り返しは「鏡」とほぼ同じ反射率なので、晴天のときは太陽が2つあると思った方がいいでしょう。加えて乾燥の影響もあり、ゲレンデは「寒い砂漠」と思って臨みましょう。
私は肌が弱く乾燥肌のくせにスキーやスノボーはかなりたしなんでいます。従って、知識だけは備えていますので是非参照してみてください。
ゲレンデの乾燥対策にあると便利なグッズ
サングラス・ゴーグル
当たり前過ぎますが、サングラスやゴーグルは絶対に必要です。そして乾燥対策という面においても必要です。
紫外線は目からも入り込み、メラニンを生成するように働きかけるため、紫外線対策としても有効です。紫外線が入り込むと体の中で活性酸素を作り出すため、肌への栄養となる成分が過剰に使用されてしまい、栄養が不足しがちになってしまうのです。
UVリップクリーム
通常のリップクリームではなく、スポーツ・レジャー用のUV機能が付いたリップクリームを使用してください。通常のリップクリームでは紫外線まで守ることができません。
こういうやつです。
冒頭もお話しましたが、ゲレンデは太陽が2つあるため、夏場の炎天下より紫外線の影響は受けやすくなっています。特に唇というのは、皮膚と粘膜の中間のような構造になっているため、通常の肌よりも紫外線や外気の影響を受けやすいのです。
スキー・スノボーに行くと絶対唇がガサガサになる、という方も少なくないと思います。そういう人ほどしっかりリップクリームを使用しているのですが、唯一の盲点が紫外線であることが多いです。日常使用としても使えるので1本持っておくといいかもしれませんね。
日焼け止め
こちらも必ず必要です。男性の場合、どんな日焼け止めを選べばいいかわからないと思いますので、参考までにこちらにまとめています。
肌が焼けるということは、肌の水分が蒸発し軽い火傷状態にあることを意味しています。繰り返しになりますが、ゲレンデの紫外線は非常に強烈ですので、日焼け止めは必ず使用するようにしてください。
ただ、ゲレンデは体の中で隠れている部分が多いので、濃度が薄い日焼け止めを何度も塗り直す形でも構いません。肌が弱い方は特にこのやり方がおすすめです。
保湿専用の基礎化粧品
基礎化粧品はセラミドが配合された化粧品を使用しましょう。肌の乾燥とは「セラミド不足」が大きな原因で、セラミドを主成分とする保湿膜の損傷を「乾燥肌」といいます。
セラミド配合の基礎化粧品を1つ用意して、遊ぶ前にスキンケアを行えば1日中乾燥知らずで楽しめることができます。特に化粧水・美容液・乳液とオールスターの基礎化粧品を用意する必要はありません。
セラミドは非常に強い吸水力を備えており、湿度10%を下回る砂漠でもその水分を蒸発させないと言われています。実際にそのような気候の元で暮らす人たちの肌がミイラ化しないのも、このセラミドを含んだ健康的な肌を保っているからなのです。
クリームのようにべたつきがなく肌への浸透力も優れている成分です。ゴーグルやサングラスを汚さないのも評価できます。
ゲレンデでのスキンケア対策まとめ
・目を守ることは肌を守ることにつながる!サングラス・ゴーグルは必ず着用
・唇が荒れてしまう原因は紫外線!UVリップクリームで対策しよう
・日焼けは肌の火傷と同じ!乾燥対策に日焼け止めは必須
・基本となるスキンケアはセラミドが配合されたシンプルな基礎化粧品を使おう