4711ポーチュガルアフターシェーブローションの全成分と口コミ検証

4711ポーチュガルアフターシェーブローションの全成分と毒性、口コミの信憑性を評価します。

4711 ポーチュガル アフターシェーブローション 150ml

全成分の毒性解析・効果

成分の表記は、配合量の多いものから順に記載されます。ただし1%以下のものについては順不同。毒性の表記は「毒性判定辞典」を参考に、赤>橙>黄の順番で毒性が強くなります。

【全成分】
エタノール:溶剤、可溶化剤、収れん剤
水:溶剤
ハマメリス水:芳香水、収れん性、保湿性
BG:保湿剤、溶剤、粘度低下剤
PEG-40水添ヒマシ油:合成界面活性剤、乳化剤
香料:単一香料又は調合香料
クエン酸:キレ-ト剤、pH調整剤

評価・口コミの信憑性

刺激性・毒性はある
「肌に優しい」「低刺激」という口コミが多く寄せられていますが、毒性は確かにあり、水よりもエタノールの方が配合が多いという結果です。200年以上続く老舗ブランドで、商品的にもほぼ確立されていますが、「界面活性剤フリー」「合成香料フリー」でポーチュガルよりも安価で安全性に特化した商品も出てきているため、改善の余地はまだあるものだと感じました。

保湿力が物足りない
最大の欠点としては、保湿力の低さです。シェービング後の肌は、肌表面の角質層を削り落とし、皮膚がむき出しの状態になってしまうため、保湿成分の配合があると乾燥を防ぐことができるのですが、ポーチュガルにはその配合がありません。正確には「BG」という成分を含んでいますが、これは化粧品などにとろみを出す「片栗粉」のような性質を持つ成分であるため、ほとんど保湿効果は望めません。

どんな肌質の方が使うべき?
実は、「この肌質!!」と言いにくい部分がある商品です…(^_^;)
ポーチュガルはオーデコロンの会社なので、商品の品質うんぬんというより「ポーチュガルの香りが好き」という方がファンとして付いています。一度試しに使ってみるか、肌質的に特に悩みが無く、「男磨き」として化粧品の種類を変えようと思っている方に推奨できます。


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