価格：1,646円
タイプ：乳液
形状：液状
総合評価：

敏感肌・乾燥肌の方向けの女性用乳液です。男性でも問題なく使用できます。花王が独自に開発した『潤浸保湿セラミド機能成分』によって高い保湿効果を実感できます。同ブランドのキュレル化粧水と併用することでより効果を実感できます。ただ、合成界面活性剤や防腐剤の刺激で敏感肌・乾燥肌の方でも肌が荒れてしまう事例が発生しているので注意が必要です。

乾燥肌対策としての効果
長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドは、肌の潤い・ツヤを保つセラミドの働きを補う成分です。セラミドは全保湿成分の中で最も高い保湿力を持つ成分です。セラミドは加齢と共に減少してしまうため、これを補う成分としては効果が期待できます。

肌荒れ・ニキビ対策としての効果
ノンコメドジェニックではないため、肌荒れやニキビに対し油分が多い乳液を使用するべきではありません。しかし、有効成分アラントインは実際に肌荒れ等の医薬品として使用されている消炎効果の高い成分です。予防用の基礎化粧品としては効果があると評価できます。

オイリー肌対策としての効果
キュレルは敏感肌・乾燥肌の方向けの化粧品です。またキュレル乳液には多くの油剤が配合されています。オイリー肌にはビタミンC誘導体など、皮脂分泌をコントロールする成分入りの化粧品が効果大です。

敏感肌対策・安全性・副作用を検証
合成界面活性剤ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa、合成ポリマージメチコン、防腐剤パラベン、以上5種の毒性判定のある成分が含まれています。医薬部外品の指定は受けていますが、「医薬部外品＝安全」ということではありません。敏感肌・乾燥肌の方向けの化粧品ですが、これを使用して実際に肌荒れが進行したという方もいらっしゃいます。配合されている界面活性剤の3種はどれも毒性が強い部類ですので、肌荒れを起こしてもおかしくありません。

値段
市販の乳液としては少々高めですが、敏感肌・乾燥肌用と明確に銘打ったものは少ないためニーズは高く、クチコミの評価も高いです。使用目安は2ヶ月程度。キュレル化粧水と併せて使用する場合、1ヶ月にかかるスキンケアのコストは1,795円となります。メンズ化粧品のコスパ比較・検証のページはこちらにまとめています。

乳液としての総合評価
乳液の目的は「油分の補給」です。キュレル乳液には油剤がしっかりと含まれており、肌への浸透もよく使用感も高いです。敏感肌・乾燥肌向けに作られた乳液ですが、普通肌の方でもとても使い易いものだと評価できます。逆に敏感肌の方は、合成界面活性剤や刺激の強い防腐剤の影響で、これでもまだ刺激を感じてしまう方がいます。総合的には優れた乳液ですが、キャッチフレーズ通りの商品ではないことがわかりました。

全成分表示

アラントイン＊、精製水、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、スクワラン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジメチコン、ステアリン酸POEソルビタン、BG、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、イソステアリン酸コレステリル、コレステロール、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa、コハク酸、セタノール、ステアリルアルコール、パラベン

出典：花王

どんな人が使用するべきか？

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