ニベア青缶が肌に悪い理由~男性の乾燥肌にクリームは逆効果

最近肌寒い、肌が乾燥してる、そう感じるときに肌に塗るものと言ったら何を思い浮かべるでしょうか。多くの方がクリーム、もしくは乳液など、油分がたくさん含まれた化粧品類を考えると思います。その中でもニベアクリーム、通称「青缶」はご存知の方も多いと思います。

大手化粧品メーカー「花王」から発売されているニベアシリーズで、男性向け化粧品も多く発売されています。中でもニベアの青缶はベタつきにくく、さわやかな香りで男性・女性問わず人気を集めている商品ですが、科学的に見るとスキンケアとして優れた化粧品とは言い難いところもあります。

クリームは乾燥肌を予防する化粧品ではありません

ニベア青缶

基礎化粧品の分類には、化粧水・美容液・乳液・クリームと4種類、更にオールインワンも含めると大きく5種類存在します。これら基礎化粧品の考え方は、「全て使わなければいけない」ものではなく、「不足分を補給する」ものとしての考えが前提です。

つまり、これからスキンケアを始めようかと考えている方は、いきなり全て買い揃えるのではなく、何が肌に不足しているのか考えながら基礎化粧品を選ばないと、肌が栄養過多となってしまい、肌荒れやニキビを誘発することとなります。

特に男性の場合は、年齢を重ねるごとに油分の分泌が増えてくるため、乳液やクリームといった「油分補給を目的とする化粧品」の使用は逆効果になります。もちろん、ニベアの青缶も「クリーム」に該当します。

従って、元々油分がたっぷり分泌されている男性にとってニベアの青缶は、不要ということになります。

乾燥対策に必要なのは油分ではなく保湿成分

乾燥肌というのは、肌表面の保湿膜が損傷してしまっている状態を言います。この保湿膜はセラミドやアミノ酸といった保湿成分によって構成されているため、その膜を形成する成分が配合された基礎化粧品が最も推奨されます。

つまりスキンケアにおいて必要なものは、油分ではなく保湿成分

油分は実感力が高く、肌に膜を張ってくれるイメージなので「保湿されている感じ」がしますが、油分はどんなものも酸化を誘発しますし、肌代謝を損ねる存在となります。

ニベア青缶

ニベアの全成分については以前解説していますが、合成成分を含まず安全性が高いクリームである印象を受けます。ただ、そもそも油分が男性に必要が無いため、「花王」や「ニベア」というブランドイメージに惑わされず、必要な化粧品を選べるように知識を付けていくべきでしょう。

カラカラの大地に油をまいても、そこから芽が出ることは無いように、乾燥肌に対してクリームなどの油分化粧品を使用することはスキンケア上好ましいことではないのです。