男性は特に注意!スクラブ洗顔の危険性と環境に与える悪影響

薬局や化粧品通販でも人気の“スクラブ洗顔”。中には、スクラブ洗顔で定期的に洗顔しないと肌の調子が悪いと感じる方も多いと思います。スクラブ洗顔とは、ザラザラしている細かい粒子が含まれた洗顔料で肌を研磨しながら洗浄し洗い流す化粧品のことで、角質層を削り毛穴の汚れをかき取りながら肌を綺麗にする代物です。

肌を明るく見せてくれたり、イチゴ鼻の改善、また歯を白くするとして歯磨き粉としても人気のスクラブです。男性の場合は特に「洗っている感」が出るため、また仕上がりがツルツルになり愛用者も多いハズです。しかし数年前からそのスクラブの危険性が問題視されていることをご存知でしょうか?

こんにゃくのマンナンなどを使用した天然由来スクラブであれば問題はありませんが、“マイクロプラスチックビーズ”が含まれているスクラブ剤は環境汚染に繋がり人体に影響を与える危険性があります。米国ではすでにマイクロビーズ除去海域法が成立し、排除する動きをみせています。

環境汚染から人体へスクラブ剤が及ぼす影響とは

マイクロプラスチックビーズはなぜ危険なのか?それは、下水から流れ出たビーズを魚が食べ人間が食べるという食物連鎖が関係しています。スクラブ使用後は下水に流れていきますがプラスチックですから水に溶けるはずはなく水に浮く性質を持ち、5mm以下の非常に細かい粒子のためフィルターなどで除去されることなく通過し海や川などに紛れこみます。

問題は、このプラスチック粒子が殺虫剤を始めとする毒素や有害物質を吸着しやすいという点。海や川の化学物質など有害物質を吸着し漂う⇒魚が食べて体内に蓄積(生物濃縮)⇒人間が食べて体内に有害物質が蓄積という図式の完成です。この粒子を取り込んだ動物プランクトンも確認されているなど目には見えないため、あなたも気づかないうちに摂取しているかも知れません。そう考えるととても恐ろしいですよね。

一度流出してしまったマイクロプラスチックビーズを取り除くことは困難なので、深刻な環境汚染を改善すべく世界では販売禁止とし根絶する動きを見せています。その代表例が米国で成立したマイクロビーズ除去海域法で、“2017年7月からマイクロプラスチックを含む製品の製造禁止”、“2018年6月から販売自体禁止”とされています。

日本の大手メーカー花王などは、マイクロプラスチックビーズに該当する成分を使用していたものの2016年末までに、全て花王が開発した天然由来成分に切り替えているなど日本でも改善が進められています。

肌や歯に与える影響とは

環境汚染だけではなく、スクラブ剤は直接的な被害も及ぼします。マイクロプラスチックビーズのみならず、天然で安心と思われがちな火山灰など不溶性スクラブ剤は、目あるいは歯・歯茎を炎症させる恐れがあり、これは東京都福祉保健局でも注意喚起を促しています(東京福祉保健局)。

歯磨き粉に含まれているスクラブ剤も同様に、インプラントや歯茎に入り込み炎症を起こし痛みを伴うことがあります。

天然由来であれば良いというわけではない

また、天然素材であっても注意して欲しいのは、あくまで「研磨剤」であるという点です。

素材によっても粒子の細かさなどは異なりますが、使いすぎや擦りすぎは必要な皮脂や角質まで削ぎ落として刺激を受けやすくしてしまいます。特に乾燥肌、敏感肌である人は肌トラブルを招きやすくするため要注意です。

男性は力強くゴシゴシと擦るように洗顔してしまいがちですが、ただでさえ洗浄力の強いスクラブに対して拍車をかけるようなもの。正しく使用しても洗い上がり後は乾燥しやすいため必ずセラミドなどの保湿化粧品を用いてケアするようにしましょう。

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合成と植物天然由来成分どう見分ける?

マイクロプラスチックビーズが使用されている商品には、ポリプロピレンポリエチレンポリエチレン未と表記されていることが多いですが、いまいち見ても解らなかったり別名で表記されていることもあります。そのため、使用の際は植物性あるいは天然由来成分など「合成成分無配合」を強調している商品を使用するようにしましょう。

天然由来のスクラブ洗顔も種類は様々で、肌への負担が少ないこんにゃく米ぬか、洗浄力の高い塩や砂糖を使用したものなど豊富にあります。わざわざ環境や人体に影響を与える合成成分のスクラブを使用する必要はありません。環境に優しいスクラブを適度に使用することを心がけましょう。

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