間違ったスキンケア~安い化粧品をたくさんつける

林先生が驚く初耳学」2017年4月2日の放送で、ミス・ユニバースの方のスキンケア方法が紹介されていました。まず結論から言うと、そのスキンケアは間違いです。どういったスキンケア方法かというと、安い化粧品を1回あたり20ml近く使用し、顔面をひたひたにする方法

そのミス・ユニバースの方曰く「日本の化粧品は品質が高いので、安い化粧品でも十分な保湿成分が含まれている」従って、高い化粧品をチマチマ使うのではなく、安い化粧品を一度に大量に使うのだとお話していました。

これには医師や専門家、化粧品開発の方も黙っておりません。もちろん私も…^^;

だってそもそも化粧品というのは肌に悪いものなんですから。化粧品は薬機法の制限を受ける「薬」です。この原理から言うと、「安い薬でも十分に効果があるので、それを”量”でカバーしましょう」ということになります。また化粧品は安ければ安いほど、その調合に際して毒性成分・合成成分を多く含まなければいけない都合があります。

化粧品というのは出来る限り「使わない」というのが肌にとって良いスキンケア。薬漬けの方と、薬に頼らず生きている方、どちらの方が健康的に見えるかというと、それは明らかに後者ですよね。正直、スキンケアについてこんな基本的なことについて、林先生がうんうんと頷きながらご覧になっていたのを見て悲しくなりました。

日本の化粧品は本当にクオリティが高いのか?

番組内では「日本の化粧品は非常にクオリティが高い」故に「安くても十分効果がある」とお話されていました。

いやいや・・・

それはあまりにも過信。日本の化粧品メーカーは闇だらけ。むしろみんな罪悪感を持ちながら商品開発を行っています。なぜなら化粧品というのは「肌を綺麗にする」ものではなく「肌を綺麗に見せる」ものなのですから。だから皮膚科に行っても「化粧品」を処方されることは絶対にありません。クオリティが高いと勘違いされているのは「メイクアップ」としてのお化粧道具。むしろそちらの面で言うと、韓国やアメリカの方がクオリティは断然高いです。

また化粧品の毒性や、中身に関する分析をせず一概に「安い化粧品をたくさんつけましょう」というのは非常に乱暴です。化粧品はそれぞれ目的があります。特に化粧水は「保湿」を目的にした化粧品ではなく、水溶性美容成分(ビタミンCなど)を補給する目的の化粧品。ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分も水溶性美容成分の一つですが、これは化粧品にとろみを含ませるだけの片栗粉のような成分にすぎず、肌に直接塗ることによる美容的な効果はほぼ無いとされています。確かに片栗粉なので「実感力」はありますが、それが美容的な側面で見るとどうなのかは非常に疑問です。

化粧品の原価の内訳

化粧品の原価の大半を占めるのはブランドロゴ容器です。化粧品そのものではありません。

成分の原価だけでみれば、価格の1/10、1/100であることもあります。従って、「高い化粧品を買うべきではない」という理屈も間違っているわけではありません。しかし安い化粧品も使われている成分の比重はそれと同じです。

つまり、「安い化粧品を使いましょう」「高い化粧品を使いましょう」ではなく、成分や自分の肌にあった化粧品をしっかり見定めるのが正しい選び方。全成分の毒性解析は必ず行い、また質感や肌への塗布感も調べるようにしましょう。

どうしてミス・ユニバースは綺麗なのか

番組内で自分のスキンケアを恥ずかしげもなく堂々と披露できる理由は、実際に肌が綺麗だからです。

いくら専門家の方が「それは間違い」だと言っていても、実際に綺麗なら何も言えません。しかしその理由も、今まで解説してきた内容から見えてきます。

使っていたと思われる化粧品

 

大容量・たくさんつけても肌に影響がない(毒性が少ない)、という点から「ハトムギ化粧水」が考えられます。成分の解析をしても強い毒性は見られません。同時に肌に対して高い効果が望める成分も含まれていません。つまり、ほぼ水です。

冒頭にも言いましたが、化粧品は「薬」です。健康なのに薬を塗ったり飲んだりすることをありませんよね。また医薬の世界では、絶対安全なものは存在しません。効果を1つ出すためには、毒を1つ含めなければいけません。しかし、化粧品の場合は毒性ばかりが取沙汰され、効果よりも「安全性」が重視されています。安全であることが「効果」だと勘違いしている人もいます。このミス・ユニバースの方がよい例でしょう。

ミス・ユニバースの方は毎日ありがたがって「安全な水」を肌に塗っていただけ。そして、皆さんのようにコロコロ化粧品を変えず、自分を信じて使い続けたことが肌トラブルを起こさず綺麗でいられた理由ではないかと分析します。

使うべき化粧品

では実際に私たちはどういった化粧品を使えばいいのか?
全く化粧品を使わず生活していくことができるのでしょうか?

繰り返しになりますが、化粧品というのは「薬」です。化粧品が広く浸透していったことで皮膚トラブルが誰でも身近になってしまったという歴史があります。例えば「乾燥肌」も皮膚トラブルの一種。「化粧品を使わなければ肌が乾燥してしまう」という現状も、よく考えればおかしいこと。化粧品に依存している肌の実情を真剣に考える必要があります。

極論を言えば、いわゆる「普通肌」の方は化粧品を使う必要が一切ありません。「乾燥肌」「脂性肌」の方はセラミドなど科学的実証のある効果的な保湿成分を含んだ化粧品を使わないと意味がありません。

「化粧品」というものがあまりに身近になりすぎていますが、異物を肌に塗ることに関してもう少し神経質になるべきです。また最初の結論に戻りますが、安い化粧品をたくさんつけることが正しいスキンケアとは言えません。

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