除毛クリームの危険性~ヒリヒリ・チクチクする理由は?

除毛クリームを使い続けることは「極めて危険」です。「安全である」と定評のある除毛クリームであっても、「除毛クリームの中で安全な部類」というだけであって、化粧品全体で比較すると、とんでもない量の毒性成分・合成成分が含まれています。

従って、除毛クリームについて「安全性」を求めるのはナンセンス。これは「無添加で安全な冷凍食品はありませんか?」と探しているようなもの。数々の化粧品を見てきた私としては、除毛クリームを使って肌荒れや皮膚トラブルを起こるのは当然の結果であると思っています。

除毛クリームというのは「毛を溶かす」化粧品です。毛も皮膚も同じタンパク質ですから、毛だけを器用に除毛するということは困難で、当然ですが皮膚にも影響があります。除毛クリームを使用した部位の毛はクルクルと縮れ、皮膚はひりひりと赤みを持ったりします。しかし、カミソリやシェーバーと異なり、仕上がりは抜群に優れ、まるで脱毛したかのような肌触りになります。その効果の代償であるため、ヒリヒリ・チクチクなどの肌トラブルはある程度受け入れなければなりません。

除毛クリームの何が危険なのか

除毛クリームの役割、それを使うことによって得るもの・失うもの、以上をしっかり理解した上で使っていきたいところです。それが広く認知されて普及しているのであれば、私は除毛クリームを強くおすすめしたいところですが、そうではなく、「ムダ毛処理=除毛クリーム」と過誤している方が大変多いことを除毛クリームの功罪だと感じています。

除毛クリームの間違った使用方法・誤解①:多用

除毛クリームは大変仕上がりが良いため、ついつい使いたくなりますが、説明の通り「肌には悪い」ものです。いくら安全性が高くそのとき刺激がなくても、皮膚は確実に老化しています。どんな除毛クリームでも「必ず」です。

毛の処理方法でもっとも安全な方法はカミソリあるいはシェーバーによる「剃毛」です。また完全に毛が無くなってもよいのであれば「脱毛」。

除毛クリームというのは、カミソリやシェーバーと同じ、物理的な方法による一時的な処理に過ぎず、必ずまた生えてきます。言うなれば、除毛クリームとはカミソリやシェーバーではない剃毛のための「便利グッズ」です。

便利さを買って、皮膚の健康を奪っているのです。ですから、その仕上がりに惚れて「毛の処理=除毛クリーム」という固定概念にとらわれてしまうと、後々の皮膚の状態が本当に心配です。除毛クリームが「悪」ということではなく、その使い分け、効果とリスクを十分に頭に入れることが重要です。

除毛クリームの間違った使用方法・誤解②:除毛クリームはお金がかからない

除毛クリームはお金がかからない、脱毛に比べて低コスト、そういったことがよく聞かれますが、それは完全な誤情報です。

毛の処理というのは脱毛しない限り永遠に終わりません。もちろん、年齢を重ねて睾丸が萎縮し、男性として社会的に終われば毛は生えてこなくなりますが、それでは意味がありませんよね。

毛を抜き続ければ生えなくなる、という都市伝説のようなものに期待し、除毛クリームを使い続ければ同様の効果があるのではないか、と思われているのですが、そんなことはありません。例えば写真の「NULL 除毛クリーム(3000円)」ですが、内容量は236g、腕・スネだけ限定的であっても、1度の使用量はかなりのものですので、実は3~4回で使い切ってしまいます。

1回あたり500~700円。しかもまた生えてきますし、肌にはダメージが蓄積し、治りも遅く酷く乾燥しやすくなります。これのどこが「低コスト」なのか私には理解できません。

例えば、Oライン(お尻)などひと目に付きにくく、かつ存在意義が分からない、カミソリも少し危険な場所の毛の処理としては有能ですが、腕・スネ・胸などボディの対策にはあまりにお金がかかりすぎてしまいます。間違いなく脱毛の方が低コストでしょう。

除毛クリームの間違った使用方法・誤解②:髭に使用

除毛クリームを髭(顔)に使用することは絶対にやめて下さい。

繰り返しになりますが、除毛クリームには非常に多くの合成界面活性剤(皮膚を溶かす成分)が含まれています。写真の「NULL 除毛クリーム」でも、6種類含まれており、皮膚にとって脅威であることは明らか。例えばスキンケアに使用する化粧品・乳液類に6種類も合成界面活性剤が含まれていることはまずありません。最近では多くて1~2種、汎用性の高いドラッグストアの化粧品でも3種程度です。

また除毛クリームそのものも「顔・髭」に使用することを想定していませんので、「青ひげ対策に…」と使用するのはやめて下さい。

除毛クリームの正しい使い方

除毛クリームは「仕方なく」使うものです。

  • 彼女に会うので腕毛がチクチクしないよう「仕方なく」除毛クリームで処理する
  • カミソリやシェーバーでは処理しにくい部位に「仕方なく」除毛クリームを使用する

など、除毛クリームは「日常的」ではなく、「限定的」に使用するものなのです。

日常の毛の処理は、可能な限りカミソリやシェーバーで行うようにして下さい。剛毛である、毛穴が大きく目立つなど、それぞれ悩みがあると思いますが、それでも除毛クリームは極力使用してはいけません。

むしろ、私から言わせれば「なぜ危険を犯してまでそんなお高い処理方法を選ぶのか?」と疑問でなりません。そんなに気になるのであれば脱毛してしまった方がよっぽど経済的です。あなたが思っている以上に脱毛はお金がかかるものではありません。また脱毛は昔と違って、日焼け状態でも肌が弱いアトピーの方でも利用できるほど進歩しており、価格も下がっています。

「ムダ毛処理=除毛クリーム」という考えは捨て、もっと視野を広げるべきでしょう。なお、似ているようで全く異なる「抑毛ローション」についてですが、こちらは完全に「効果なし」と断言できるほど劣悪なものですので、使わないように気を付けて下さい。

参考:抑毛ローションに毛を薄くする効果はありません

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