毛穴パックの仕組みと男性が使う場合の注意点まとめ

角栓や産毛の除去に毛穴パックを使用される方も多いでしょう。毛穴パックは簡単に言うと糊(ノリ)です。ノリの粘着力を使用して人為的に汚れを引き抜くため、非常に皮膚に負荷がかかります。つまり、とても危険です。

従って積極的に行うべきものではありませんが、一度がっちり固まってしまった毛穴の除去は日々のスキンケアで中々取るには難しく、処方として毛穴パックを使用することもあります。つまり、ルーティーンで行うケアではありません。

★注意★
角栓を取っても毛穴のサイズが変わるものではありません。毛穴の詰まりをパックで引き出すということは皮膚にダメージを与えることになるため、逆に毛穴が広がってしまい、余計に汚れがたまりやすくなります。やみつきになってしまう方もいらっしゃいますが、毛穴パックの使用は多くても2週間に1回。できれば1ヶ月に1回程度が適正です。毛穴パック1箱は10枚程度ですから、1年分と思って使用しましょう。

毛穴パックの使用方法・手順

繰り返しになりますが、毛穴パックはとても危険なスキンケア用品です(もはやスキンケア用品とも言えないかもしれませんが)。

従って、どうせ使うのであれば思う存分毛穴をゴッソリ綺麗にして頂きたいですし、失敗して何度も貼り直しするようになると皮膚に大きな負荷がかかります。粉が噴いたように白くカサカサになったり、毛穴が広がって細かい凹凸が目立つこともあります。

危険性を十分理解し、かつ一発で綺麗にできるようになりましょう。

STEP①:まずは洗顔!洗顔だけでも十分汚れが取れます!

毛穴パックは洗顔では取り落とせない汚れを取るのが目的です。洗顔で洗い落とせるものは先に綺麗にしておきます。自力で取り除けるものが鼻に残っていると、毛穴パックの効力も落ちてしまいます。

毛穴パック前の洗顔のポイント

洗顔時は絶対にゴシゴシと擦って洗ったりしないでください。

擦る行為は、毛穴を引っ張る=広げる行為です。また角栓や皮脂を「溶かす」イメージで優しく浸けるように洗って下さい。角栓は皮脂が固まったもので、皮脂は皮膚の体温で溶け出したものです。つまり、体温ほどの水温で顔を温めると皮脂が自然に溶け出してきます。

冷水で洗顔したり、いきなり毛穴パックを貼ってしまうと効力が著しく落ちます。蒸しタオルで顔を温めたり、お風呂上がりに毛穴パックを使用すると効果がUPします。

STEP②:濡れたままの顔に毛穴パックを貼り付ける

洗顔後は顔を拭かずにそのまま毛穴パックを貼りつけると、毛穴パックの粘着力が増して、しっかり鼻に吸着します。

その際、手は必ず乾いた状態で使用して下さい。毛穴パックは水分を糊代わりにして吸着するため、手先に水分が残っていると貼りにくくなります。

空気が入らないように鼻先から広げていく感覚で貼り付けます。今の毛穴パックは立体式のものや空気抜き構造になっているものがほとんどなので、とても貼りやすくなっています。なので仮に失敗しても、絶対に二度貼りはしないでください。今回は諦めて失敗した状態でパックしましょう。

STEP③:10~15分そのまま待つ

毛穴パックがうまく貼れたら10~15分程度放置します。なお、粘着時間が長ければ角栓がたくさん取れるというわけではないので商品の説明記載時間は必ず守るようにしてください。

これ以上放置すると逆にパック本体が乾燥してしまうため皮脂や角質だけでなく表皮そのものを剥がしてしまいとても危険です。

毛穴パックは良い意味でも悪い意味でも吸着力が非常に強力であるため、短すぎても長すぎてもいけません。

STEP④:ゆっくり・ゆっくり剥がす

すね毛をガムテープで剥がす感覚とは真逆、ゆっくり・ゆっくり、丁寧に剥がして下さい。

顔の皮膚は粘膜の次に敏感な性質を持ちます。一気にビリっと剥がしてしまうとうまく角栓が取れず、かつ薄皮が全部ハゲてしまうため、皮膚が丸出しの状態になります。外気に触れてしまうためヒリヒリと刺激を感じたり、肌荒れやニキビもできやすくなります。

慎重に慎重に剥がすように心がけて下さい。

STEP⑤:保湿ケアを必ず行って下さい!

取れた毛穴汚れに感動する前にまずは肌の保湿ケアを行って下さい!

しつこいようですが毛穴パックは肌にとってとても脅威です。できれば一生涯毛穴パックにお世話にならなくてもいいくらいです。またSTEP④でどんなにゆっくり剥がしたとしても、肌には大きな負荷がかかっています。

軽くお湯ですすぎ、保湿成分が豊富な化粧品を用いてしっかりと保湿してください。

使用するのにおすすめの基礎化粧品はセラミドなどの表皮・薄皮成分が配合されたものを使うようにして下さい。毛穴パックを使用した直後の肌は、まるまるセラミドが失われた状態、つまり極度の乾燥状態にあります。

しかし「保湿して下さい」と言うと、乳液やクリームといった油分が多い化粧品を使ってしまう方がいます。これは絶対にNG。

ベタついていることと、保湿されていることは異なりますから、「セラミドが配合された化粧品」を使って毛穴パック後の肌を守るようにして下さい。

毛穴パック使用後は穴だらけの凸凹肌になります。油分が詰まると肌荒れやくすみの原因になりますので、必ず保湿ケア(セラミドケア)を心がけて下さい。

>>セラミド配合の男性化粧品一覧

毛穴Q&A

 なぜ毛穴はザラつくの?
健康な肌の場合、ターンオーバー(肌代謝)が適切に行われ、角質が綺麗に生まれ変わります。しかし生活習慣・食生活・ストレス、その他間違ったスキンケアによってターンオーバーの周期バランスは崩れ、毛穴周辺では古い角質や皮脂が溜まり角栓ができあがり、ザラつきを感じてしまうのです。

 なぜ毛穴は黒ずむの?
これはひとつの誤解ですが、毛穴は黒くて当然です。鼻の穴が黒く見えるように、毛穴も黒く、顔周辺の毛穴は特に皮脂腺が発達しているため、他の部位よりも大きいのです。そこに溜まった皮脂や古い角質が酸化したり、紫外線を受けることによって厚くなったりすることで目に見えるように露わになっているものを特に黒ずみとして認識することが多いようです。このケアは必要ですが、「もともと黒い」ということを覚えておきましょう。

 なぜ毛穴は開くの?
毛穴の大きさを気にされる方も多いと思いますが、毛穴の大きさは遺伝的要素が強いため治療することは困難です。また皮脂分泌が活発になると皮膚が押し上げられ毛穴が開くこともありますが一時的なもの。汚れ予防として毛穴を引き締めることは可能ですが、基本的には毛穴の大きさは「変わらない」ということを覚えておきましょう。

まとめ〜毛穴パックに頼らない生活

毛穴パックは最後の手段です。

  • 明日、大切な人と会う約束がある
  • 一生に一度の晴れ舞台なので綺麗に見せたい
  • 大事な商談や会議で大役を任されている

など、余程のことが無い限り毛穴パックを使用するべきではありません。粘着力を使用して人為的な力を使って引き抜く、これは皮膚をちぎる行為と一緒です。

毛穴の大きさはどんな薬品を用いても小さくなることはありませんが、毛穴パックなどで大きくなることはあります。また外部からの雑菌の影響も受けやすく、肌にとってリスクとなるようなことばかりです。

毛穴パックを使用して得られるメリットと、同時におとづれるリスクを勘案し行うようにしてください。繰り返しになりますが、毛穴パック使用後は、必ず保湿を実行。その際、乳液やクリームなどの油分系は使用しないようにしてください。

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